Utakata
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マンモス
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独
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夕餉あと子だけで過ごす時間ふえ散歩はじめる妻伴ひて
15
肉体は乗り換えられぬ乗り物でオーバーホールかカスタマイズで
14
隙間にて腹がつかえて動けない壁破壊して夢から覚める
9
少数の与党党内野党では
意思
(
石
)
まとまらず
やぶ
(
破
)
れ去る秋
14
真夜中の窓をうつ風秋空と鈴懸の葉をのこし去りゆく
15
独裁者集ひて笑ふ八十年経つても覚めぬ戦勝気分
12
憶測で長めの蛇は龍となり尋問受けて
咎人
(
とがにん
)
となり
5
てつくらと吾子はひとりでやつて来て手を振り去つてランドセル揺れ
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進路など止まれば話す自転車の女子高生は一陣の風
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蜂の巣を探す校長日傘さし見つからなくて旗振りに帰す
9
ピアニカや絵の具持ちた子多くあり二学期三日目の朝送る
15
朝の庭長めの蛇が踊りうねりグレーチングの隙間へ消ゆる
3
鏡像のをのこ見返す鮮血の朝の買い置き歯ブラシ大き
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ママ友は友だちじゃない嚙み合わぬ妻のいらだち噛みしめて寝る
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しっぽ立て猫は一匹東ゆく二学期はじまる朝を迎へに
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おもひでの燕三条中華そば夏ふりかえるカウンターにて
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月末の締めの最中友旅行グルメ調べてこころ富山へ
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となり町九月上旬夏祭り我が町下旬秋祭りなり
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お金とは感謝の見える化、数値化で何も持たずに人は生まれた
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マンキーと言へばモンキー言ひ返し四度目で君マンキーものにす
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昼日中とどむ三十八度線朝な夕なに虫は鳴ひても
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先週はきみと歌ったスナックのテナントで食う朝のラーメン
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来年の話をすれば妻笑ふ魅惑金沢友待つ弥生
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剣道は『美しさだ』と最強の先輩明かす強さの極意
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まつすぐな瞳で君は先輩の立候補した理由を聞きて
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それぞれの感謝思ひ出貼る色紙恩師を囲む一期のいち
笑
(
えい
)
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笑ひ合ふ旧友再会酒うまし青藍のあを青春のアオ
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人生に二度目はないしまう中年一人も欠けずまた会えた夏
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きれいごと言いつづけやうあちこちで出来ますやうに終戦記念日
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大量の砂の土産を持ち帰り洗う翌日甲子園かよ
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