Utakata
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独
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かけがえのない日々刻む
かりゆし58
(
かりゆし
)
の『オワリはじまり』短歌のこころ
10
キリンの子いつか羽生えペガサスに地べたを駆けろ這いつくばつて/歌人「鳥居」に寄せて
10
運動会家人も留守の神無月秋は「空き巣」が季語になるらむ
12
総理だけフィーバーすれば繰り返す二〇〇五年の解散選挙
7
二郎系野菜増し増し全部のせ千円で釣り出るおそろしさ
11
昨今のクマの被害がグロンギと重なるクウガ二十五周年
7
晩秋や死人語らず持ち上げる人殺した人同じ日に観る
8
「盗られた」を言葉にせずに見つかつて「また遊ぼうね」は夕日としづむ
12
無くなつた子の玩具子の友達のリュックに紛れこんでいたオチ
9
目覚ましが鳴らない目覚めオリオンも下弦の月も真上にありて
17
悪友は祖父にも
吾
(
あ
)
にもおもふもの同じ歌読み同じ月見ゆ
15
今年から園もハロウィン フード付き繋ぎ衣装で恐竜のきみ
15
政権は交代しないする気もない託すでもない眺める政治
10
青藍のスーツ眩しきとりあえずガラスの天井破つた景色
9
千鳥足みたいな台車押しながら昨日の飲み過ぎ悔やむ納品
13
令和って三十五年つづくのか住宅ローンの賦払期間
8
ゆりかもめ羽ばたくやうに上下して線路の先のさきの海舞ふ
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また駅の自動運転ゆりかもめ運転士ゐるところに坐る
11
通路席ななめ前には平日の帽子目深の少女ほほえむ
14
たけのうちゆたか旅情をかき立てる大人はみんな『旅
的
(
の
)
途上』で
9
くたびれてゐないワイシャツ袖とほし上京しやう秋晴れの朝
12
肩の凝り肩甲骨を上げ下げしジャミラのような影絵と歩く
15
「『たま』が好き」クラスみんなに笑われて遠い木星さよなら人類
9
大袈裟な相槌ばかり打つていた 鎮痛剤はもうすぐ切れる
12
女房逃げ母屋取れれる大阪で生まれた女でいいかこの際/昭和風に
8
完全にカレーは呑んで胃にたまり痛み止め飲む 口はさびしい
10
イスラエル・ハマス停戦速報に『歯増す!』と躰の呪縛が叫ぶ
6
人はみな見えない辛さ背負いこんで四十六で乗る肩の凝り
9
右で噛む味はなんだか違うんだ肉に混ざった空気が多い
7
大げさに荷物運べば血流も時間も過ぎて肩ほぐれたら
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