Utakata
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独
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来年の話をすれば妻笑ふ魅惑金沢友待つ弥生
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剣道は『美しさだ』と最強の先輩明かす強さの極意
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まつすぐな瞳で君は先輩の立候補した理由を聞きて
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それぞれの感謝思ひ出貼る色紙恩師を囲む一期のいち
笑
(
えい
)
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笑ひ合ふ旧友再会酒うまし青藍のあを青春のアオ
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人生に二度目はないしまう中年一人も欠けずまた会えた夏
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きれいごと言いつづけやうあちこちで出来ますやうに終戦記念日
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大量の砂の土産を持ち帰り洗う翌日甲子園かよ
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早朝の船出見送る露天風呂港の風と頭皮うつ雨
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真夜中の漁船の灯りは煌々と寝ずの番かな瞬きもせず
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たのしさは上書きされて窓辺立つ水平線の夕日見る子と
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しょっぱさも砂の不快もそれが海説明もせず戯れる波
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見慣れない縦に並んだ信号機雪の重みをおもう夏の日
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田園の景色ひろがる新潟の米語り合ふ君は助手席
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昼食は子らの残したものを食む父のお腹は地球への愛
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親になり葛藤重ね読む葉月 向田邦子『字のないはがき』
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刺し身買ひワサビ切らして隣家でひと練りもらふたのし距離感
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更衣室トンネルの先子が問へばプールは一緒銭湯はべつ
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歌は遺りなまなましさは胸えぐる正田篠枝の大小の骨
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神聖視されているらしB-29 今年も暑い八月六日
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「軍事的重要拠点を破壊した」アメリカの言八十年前
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おじさんの象徴だつた股引きがないとズボンが履けぬ汗かく
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室外機大きめの蛾がとまりけり今年最大納品終ゑる
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広瀬川線路のわきを流れをり朔太郎ゐた
時代
(
とき
)
は滔々
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五差路ぬけ新規営業下町の風かほる空電線多し
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演歌ありロックもありの多様性昭和六十二年の曲聴く
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グラビアを深田恭子が飾る夏中高年の雑誌たちよむ
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子どもより大きく振られ水に落つウォータースライダーといふ法則
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打ち合わせまでの二時間車中にて仕事と昼寝ときどき短歌
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土曜日の朝ラーメンの混み具合隣りは大盛煮卵ふたつ
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