Utakata
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マンモス
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独
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炎昼に主治医診くらぶレントゲン横隔膜はかわらず弛緩
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二人してすきなもの食ふ蝉声は雄のみ母がゐない昼下がり
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地元にはいろんな輩が住んでをり清濁併せ呑む夜の酒
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四十六の同窓会「文太」とよばれ菅原という名字の女子は
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いつか来るハンカチ落としのような罰災害大国日本に生きて
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無頼派は几帳面なり『右大臣実朝』を読む裂けて砕けて
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もう投稿やめたのに来る
D
M
に使われている紙と受信料
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地殻変動八十センチ熊本を賽の河原の石積みとすな
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似たような家族がそこにゐたはずで日常だつたイオンの二階
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旅行から帰った妻がずっとイヤ パパ出でこない話いつまで
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よくドラマ観ていた頃の夜はるか東野圭吾をしのぶ晩酌
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リフティング二回もできぬ吾がみる
J
3より下の朝練
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目標を4から8に蹴り落とし真夏の熱がしづもれるあを
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朝ドラで斎藤茂吉をやるという鰻は何匹食われるだろう
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『歌よみに与ふる書』など持ち込んで酒の相手は子規の毒舌
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四千円ちかい鰻が二尾ならび一尾はつまみ一尾は丼に
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揚げ茄子とビールにつづく吉乃川 鰻が焼ける待つ間ながれる
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風鈴がちいさく揺れる路地裏の夕日まぶしく水曜なのに
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口開けの老舗にひとり水槽の金魚くちあく前に座りぬ
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行きましょうシャワーを浴びて水をえて飛び魚となり呑みに行きます
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すれ違うラジオ体操行く子らと嗚呼このあたり諦めてない
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エアコンのいらぬ一瞬窓あけて橋を渡ればあかときの風
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人が死ぬ人が殺して人が死ぬ食うためではなく有利のために
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枯れたのか焼け焦げたのか灼熱の大葉茶色く小さくなりて
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押し黙る父子とならぶカウンターちがうもの食う同じ眼鏡で
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里がえり
W
カップ決勝を祖父と孫観る夏のきらめき
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湯をはって冷酒あおるこの家にひとりで四日すごす幕開け
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一発のどデカい夏をぶち上げる厚みを増したHOT LIMIT/『THE FIRST TAKE』より
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ちょっと不可好きな歌人に十首中四首採れるむしろ可なのか/結社にて
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冒険
(
ベンチャー
)
の気質でないと見透かされ義父のとなりで枝豆を切る
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