Lime
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主に二つの海を行き来してます

柏手を打って 願いは特に無く 一応平和と 駅のホームドア
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窓灯 ホームドラマは 可能性・不可能性の あわいの私
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賽の目の 選ぶ禍福も 一巡り  なべてこの世は 零和ゼロサムゲーム
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閃いた指輪の先だけ 分けたまへ  家の桜を愛す心を
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星の如 遠い岬に 君となら行ける気がした くらい渚で
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境内に 咲きし天竺牡丹ダリヤは 泰然と待てり  主人に頸打たるるを
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こうもりを 横に提げたる をとこらの 膝を突きたし 微雨なるあした
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「襟足は刈ってください」  四月の陽 木香薔薇咲き 香り滴る
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追憶の 山の霞は 山法師  それとも只の 葉のきらめきか
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人疎ふ 心にあれど  君慕ふ 心理は如何に 分析さるる
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春宵の artistic芸術的に照らされた 桜は斯くも、 artificiality紛い物に見ゆ
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今はまだ 立ち上がれない 窓の外 くつろぐからすに まだ居て欲しくて
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火照ってる指を 貴方に押し付けたい 焼きごてのように 記憶されるため
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Et vous, et moi. 貴方がいて、かつ私は何処へとも消ゆ 排他論理和
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Li nouviaus tensあたらしいとき  令月の風和み 吹き寄す岸に さゝら波立つ
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憂ひ患ふ こと無かりしが  首の根の やはらかき場所に 赤斑出たり
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xenonきせのんの 光は消えし 蒼鉛に 人が死にし 崖にしあれば
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タイム、セージ ローズマリーとタイム以て 「絶望せよ」と 我に手向けよ
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波止に寄す タグの軋みは お互いの労をねぎらう 小さなお喋り
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限りない 終わりに向かって 限りなく 正しく踏み抜く 七色の影
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紅き実の なれる木ぞ良し 南天に 千両、万両、常盤山査子ときわさんざし
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いやな奴、嫌われ者で、みそっかす  そういう人に 私はなりたい
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世知辛い 自分のために 襟に挿す スミレ買おうか 牧神の午後
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恋でなく 諦める人 またひとり  友人帳の 頁は少ない
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朋友の 祝言挙げし  桐箪笥 仕舞いて久しき 古典を思ふ
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衣服を見繕うことは 数多なる 可能性と見ゆ  眩暈起こしぬ
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苦い潮の 寄せるなぎさに穴を掘る  何度も 波に 崩れて埋もれて
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君よ君、 真幸くあれよと 願ひつつ すべてと別れ 我は征くなり
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鮨詰めの電車の中で ひとしきり 声高き人に 耳を澄ませり
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月の裏 残した心は 知らぬ間に 地球照にて 暗く輝く
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