Lime
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主に二つの海を行き来してます

「本物の貴方は何処に?」 虚像イメージを 無限反射す 鏡地獄シミュレーショニズム
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苦しみが 君が一世の神髄で あるべきなどと 言えるか莫迦か
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信号機 横立つ人の 外套の 綻びたるを かなしと思ひ
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麦酒ビール以て 赤らむ顔の おれを褒め なじれる友は とくと笑へり
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桟橋で 踊れる円舞曲ワルツ 哄笑は 闇夜を抜けて 水面に溶けり
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祈りなく 祝いし 降誕祭クリスマスにあれど 麵麭ぱん葡萄酒わいんは 食卓に在り
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薔薇色の薔薇の樹の薔薇色の薔薇プレヴェール「五月の歌」より」 桃色の桃  百合色の、百合?
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白銀の まろみし月を 蔽ひける 蛋白たんぱく石の 薄片あまた
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かたぶきし Oude Kerk旧教会の晩鐘は 世を儚みし 嘆きにも似て
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Centauri αあるふぁβべーたに導かれ 捧げられたる 南の十字
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羊らは 書を紐解ひもとけり 絶望を 名付けて括弧かっこへ 入れる為に
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濃密に 薫りたりける ししの為 屠らるものの 血潮と脂
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授業クラスにて 畑のけるは 寒冬の風情と書けり 教師解せず
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La plus que lenteレントより遅く 歩きて幾つもの 背を見送りし   明日も斯くあれ
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寂寥セキリョウに暮れて 負いたる背嚢に 我が脊梁セキリョウは ぎしりと鳴れり
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ふるき夢 こごりたりける氷山は 死をもたらせり 直ちに避けよ
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X「波と風、実在すべし」   Y「主観なき世界で 誰ぞ識るべしそれを」 
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喪ひし 家より見ゆる 大山の 肩戴けり 富士の小白嶺
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寺山は 愛と云ひけり Prévertプレヴェールは 死と云ひけり 桜桃のたね
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Apparition surprenanteアパリシオン シュプレノント 顔の無き天使 薔薇の小径 焼灼す
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人繁げき 新宿西口派出所の 風の寒きに 鳩くびすく
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故郷とも 知らぬ場所とも 呼ぶことのできぬ街目指す 箱根湯本行
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しづかなる暮らし欲しまし   箱根山柴を刈りてそ生計立てなむ
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潮の花すさみぎはをひた走る 君と一緒に あした来るまで
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みづからの 言葉で世界を解釈し 組成し  疲弊していく友達
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財布、鍵、携帯、ハンケチ などといふ  はづかしくなき  私の全て
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