とてんから
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短歌作りにハマってから「目に映る景色」が変わりました。様々なテイストを取り
入れながら「日々の想い」を吐露しています。けっこう消したり修正もしています。

「頑固じゃのう」にっちもさっちもいかんぜよ腹ペコじゃからさばでも食うか
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「ガチャン!うわっ」チャリのライトが吹っ飛んだ!車止め君ケガは無いかい?
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ピッとする電波の電気をもらう時ICチップが息をする時
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どうしてとタラレバ並べ落ちる穴 今日は一日雨だったから
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現代の短歌はまさにアートかな文字が織りなす言の葉オブジェ
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アパートの白い柵には一面の青のアサガオ蜜の小部屋で
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君の肩そっと触れ合う水色はトンネル泳いでちょっと桃色
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シーチキン意外とあるあるハズレ缶そもそもニワトリ海にいないし
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雲流る夜にそびえる鉄塔はゆっくり瞬き彼方を見つめ
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海風にビュービュー吹かれて見上げれば空高く舞うハヤブサ一羽
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笑ったね関わり薄き同僚の笑顔を引き出すコミュ勝利の日
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崩せども崩せども白い山 歌にハマれば深みにはま
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シーチキン混ぜて握った母の味コンビニよりも前からの味
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現代の人気の短歌をちょっと読み言葉の奥行き思い知らされ
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近頃は右も左もコミュ症で試合のボールがいくつも増えて
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色瓦ぽつぽつ剥がれた境内は寂れた緑に紅葉もみじが映えて
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過去作を検索するとドンピシャで出てきたりする基準は謎で
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二ヶ月で吐いた想いが五百粒 砂丘の風にサラサラ消えて
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人の皮かぶって生きる猫なので棲処すみかへ戻れば整理も知らず
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角曲がりサッと隠れてやり過ごすチラッと見つめる眩しい笑顔
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カップ麺ときどきならばご馳走でしみじみすする麺の喉ごし
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吹き渡るブラスバンドの演奏は風にも負けぬ強き光で
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身に染みて詠んで読まれて磨かれる心の玉に輝き求め
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ギシギシと揺る窓のなかで伏せる日は箱にしまった玩具のようで
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合戦の渦中に飛び込み駆け抜ける「狙うは大将!」矢を引き絞り
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合戦の渦中で揉まれし雑兵は攻め手を欠いて凌ぐばかりで
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雨樋の裏に張りつく警備隊ヤモリくんもうすぐ冬眠しちゃうんだよね
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生きてきた全ての空気を吐き出して五感に宿る新たな息吹き
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前方の煙避けんとちょい蛇行「酔っているか」と察に絡まれ
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鯉だって滝を登れば竜だからパクパクしながら何度も飛んで
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