風韻華山
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師を持たぬ孤独の華ぞ独創と己を鼓舞しけふも詠みなむ
願わくは生産者へと歌詠めば何が育つや三十一文字に

けふもまた殊更などに非ずして過ぎゆくものをただ見送るや
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福寿草所望されては母演ず男の我も幸子の世界
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懐メロもいにしえよりの歌よみもわれの心の揉み師なるかな
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予定表悔しけるかな白地欄嘘も赦せよ蜜入り逢瀬
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愛憎も此処に至りて霞みけりふたりの旅はただ手を取りて
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心をば畳んでみたくなりまして折り目きれいに揃えています
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もうすでに心の中はお上手に顕れてますくれないのきみ
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人詠みし歌の葉に知る季節かな花はもも色うたかたの夢
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空腹のこの喜びをたれぞ知る飽食牢を釈放間近
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平和の世ねがふ口もて謗るわれこころやいばや鞘ぞいづこに
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墓前には無常を諭す親はなく必滅語る生家の更地
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わが旅は葉ずれの音の合間より太平洋をはるかに望む
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足下にてんとう虫の歩み観て単車休憩牡鹿の海よ
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笑わせてやろう恩着せ語れども妻の笑顔に実は癒さる
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きいてるよきくだけだけどきいてるよきけいわれずもうんうんうんと
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だんだんと家族のような気がしては風呂掃除終えうたかた覗く
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並ぶほど愛くるしいは雀なり後光を受けてわれにおはよう
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歴史上生まれた人の総計は千百七十億人といふ
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夕暮れに古希予備軍が甘味買い一日遅れのホワイトナイト
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かすみたる山の端追へば川妬みわれ忘るなと水面ひかるや
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伸びすれば関節どもがギスギスとアブラ切らすな一斉抗議
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不可能を墨で上塗り葬れば焼かれし辞書の生き生きとして
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決戦は土曜日なりと戯れにしも尾灯点滅無縁青春
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男ども萎れてねえで立つんだぜこんな俺さえ振り絞ってる
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音が好き消えて無くなる音が好き限りある世のあらゆる音が
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宛先を書かず投函届くかな覚悟を決めてポストの前に
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そうだよねふざけた奴も必要だよね調子いいでしょそれがわたしよ
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遠近を繰り返してる橋の上空の笑顔に川も喜ぶ
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歩いてるあのじいさんの頭にはデイの彼女の眩しい笑顔 / 我が未来予想
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名前には興味は無いが五感にて花鳥風月山紫水明
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