歌河千舟
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思ひあり今より先はどなたにもはあとの印失礼いたす
歌河の流れの水を掬いてもはあとを捨てしわれ人でなし
われの名は歌河千舟いざ漕がむ流れの先は無い輩滝

カラオケのなぜに歌えぬプロの如喉の力みにさよならはいつ
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依存などわれにあらじと嘯けど刻一刻の大谷を推す
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しらべこそ歌がいのちと思ひなばわが耳問ふてうたひ続けむ
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なんとなく自分離れる感覚は似たり寄ったりおそらくみんな
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私には特権なのさ思うまま悩み苦しむすべてが自由
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宣ひし貧しきものぞ幸はひの証を問へよ楼閣王に
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今もなほ語らで伝ふ歌なればなにに頼まず息吐くごとく
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私など放しちまいなお世話だが捨てて浮かぶも心地よきかな
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歌っちゃお!歌も心も唄っちゃえ短歌啖呵もユーのリズムで!
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歯医者では見たくないのに延々と知りたくもない事件のニュース
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美味いもの最後に残すもう止めた先ずは今からたまご焼きなり
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持たぬわれ飢えもありやとよぎるなり済民の世の空蝉なれば
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わたくしの善悪の程如何ばかり猶予の今に考へもなく
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砂論では正義説かれど疑へば斬られやうやく叫ぶ我なり
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仲間さへ責めた言葉が苦すぎて水道の水ゴクゴク流す
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汝が心鈍き我さへ絆しけり満てぬ思ひを独り見つめぬ
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いつの間に気温尋ねぬ季節かな夏へのあはひ肌におそはる
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悔しいよマイクを持つと歌えない爪の先まで唄っているのに
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ブロンソン脳裏に映るクラウディア風の平原スキャット渡る
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白熱の逃げたい心捩じ伏せて由伸に点け二つ目の星
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五分でも瞑れば楽の摩訶不思議何も知らずに生きてる不思議
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だんだんと脚の痛むを尋ぬれば昨日歩きし一目千本
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衆愚世の群れ離るるも哀れなり滅を滅せよ人工知能
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二千年戯れ過ぎた洋神のその救済に和の八百万
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俯瞰せる人の世の庭眺むれば色の違わぬ芝の色かな
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声聴けば心の中に五文字泣く縁のひとは電話向こうに
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今生に関わる人は三人か亡き両親と今ある妻と
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けふもまた殊更などに非ずして過ぎゆくものをただ見送るや
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福寿草所望されては母演ず男の我も幸子の世界
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懐メロもいにしえよりの歌よみもわれの心の揉み師なるかな
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