Utakata
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落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて
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日の出前 初目薬 初祈り 初ログインし 初短歌詠み
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おめでとう 謹賀新年 初日の出 鼻が詰まりて 強制起床
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寝正月 妻はコンビニ アルバイト 我は喘息 保険もなくて
2
一年が 終わると言うが 今日もまた 地球は自転し 日が昇るだけ
7
蕎麦を食い ケーキを食べて 何かしら ムード盛り上げ 年中行事
2
一年が 終わると言いて 感慨に 耽るつもりが 普通の夜更け
3
平和とは 退屈なのか 人間は 欲張りなもの すぐ飽き足らず
1
古来より 晴耕雨読 人生の 理想の姿 何をか言わん
1
穏やかに 土を耕す 余生なら それが一番 健康にいい
1
情欲に 狂い死にする 人生を 悲しみのため 息も絶え絶え
1
ささやかで 普通の幸を 喜べば そんな悪くも ないのに不思議
2
野望なぞ ただ一つさえ 叶わない 当たり前だと 納得いかず
1
大晦日 私はすでに 死んでいる 呟く我を 叱る愛妻
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年寄りと レッテル貼られ 一様に 取り扱われ いまだ青春
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その人が 闇を愛せば 無知となり 光を求め 真理に満ちる
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人生は 酸いも甘いも 経験が 人の個性の 本質となる
3
人生の すべてを悟る 野望持ち この期に及び 確かな成果
2
死ぬのかな 人の終わりは 突然に 覚悟をしてる 暇も許さず
2
厳格と 甘やかしの 間にて 振り子は揺れる 子育ての妙
4
人生を 総括したい 誘惑に まだまだだよと 試練は続く
3
冷たきは 正義を気取る 偽善者の 容赦を知らぬ 非難の言葉
2
友もなく 仕事もなくて 年を越す 緑内障に 副鼻腔炎
3
年の暮れ 孫に嫌われ 別部屋に 寝ることになる 妻の哀れさ
3
永遠に 続く心が ない限りは 全ては無駄と 思うこの頃
3
老人は 皆共に去り 忘れられ 愛したことも 今や思い出
2
信仰も 希望でさえも 清らかな 愛を持たずば 無きに等しき
4
夢なんぞ 焚火の炎 陽炎の 如き幻 虚ろな絵画
2
いつの日も 踏んだり蹴たり 人生は 痛みに耐えて 強くなりけり
3
年の暮れ 介護保険の 説明を 聴きに二人で 夕暮れ時に
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目も鼻も 日々日々老いて ひどくなる 咳が出るけど 病院休み
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