落日平民
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万葉の歌人に倣い人生を優雅に送る術を学びて

暖かい 布団をかぶり 顔を出す 目と鼻だけが 朝日を浴びる
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ヒュウヒュウーと 風が戦う 音がする 季節が変わる 早春の朝
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いつの日か 心ゆくまで 喜びて 共に愛する 人とまみえん
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いいことも 悪いことさえ 経験し 朽ちて再び 生きて花咲く
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たこ焼きを 朝からずっと 焼き続け 留守番してる 子供にあげる
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人生は 悔い改めの 連続と 知りて頭を 項垂れるまま
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出る杭は 打たれることを 知ればこそ じっと黙って 言うことを聞く
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争えば 得がないこと 知ればこそ 風に柳が ふらふら揺れる
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現実は 厳しいことを 知るために この世に来たと 今では思う
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辛辣な 何気ないけど 棘のある 言葉が夢を 粉々にする
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一言の 破壊力とは 人生の 屈曲点に なることもあり
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調子よく 波に乗ってた つもりでも ただ一言で 嫌あな感じ
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あるがまま 受け入れられぬ 心情を 受け入れられぬ 堂々巡り
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足ることを 覚えられない わが定め 飢えて渇いて 悶え苦しむ
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悲しさは 望んで止まぬ 欲のせい 感謝忘れた 不徳の至り
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よくやった 移動性の 低気圧 春の矢先の 雪のお見舞い
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子供らが 広場の雪を 踏みしめて 遊ぶ姿は 私と同じ
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道路には 白雪融けて シャーベット 畑に積もる 雪を踏みつつ
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恐れれば 始まるものも 始まらず 愛することを 知らぬ同然
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何事も 愛しすぎれば 欲となり 愛さなければ 何事もなし
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雪だるま 雪合戦を した頃と 何が変わって しまったのか
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子供らが 雪を触って どう思う 天から下る 白き黄金
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もしかして 夢と現実 比較して 冷静ならば 現実が上
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雪が降る 天気予報が 当たったと 気象庁では 今日は宴会
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逃げないで 我慢しながら こつこつと やってる人は 現実の人
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現実に 立てば立つほど 夢が成る 不思議なもんだ ホントの話
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いいことが あるはすなんて なかろうが 現実逃避 一事が万事
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幻想は 真理の前に 砕け散り 夢見る者は 死に絶えるのみ
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ひな祭り 雨が変わって 雪になり ノーマルタイヤ ほんまやばいで
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窓ガラス 水滴光る 弥生かな 雨が浸み込む 乾いた畑
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