Utakata
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冬村窓果
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夜の感傷と一抹の寂しさ、それから道中での思いつき。
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妖精の粉が花粉と仮定して そういう意味で選ばれし者?
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楽しみに初の飲酒と待っていたはずなのですが母が寝落ちた
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一時間前まで初の飲酒だと楽しみにしたまま寝落ちした
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はじまりの詳しいことは知らないが母の涙で始まった今日
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あなたからせしめたチョコがキスしたら全部なかったことになればな
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おれのチョコ食べたのすこしは悪びれろ本命だって言われてたのに
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ひとことが許容の線を踏みにじり元通りにはなれずに疎遠
5
一歩ずつ滑らぬように慎重に爪立つように腹這う小指
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「ていねい」と枕詞のつく暮らし 茫漠とした消えぬ憧れ
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人参のひとかけらさえ人の手があってのこととゆめ忘れるな
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薄氷をそれと知らずに踏んだって笑っていろと無茶ぶりをする
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まっしろなかわいいうさちゃん手を振って見送る彼の背に手をあてて
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遠くまで来てしまったよ後方のオニが到底触れられぬ位置
1
遠くまで来たと思って真後ろを振り返ったらきみがもうそこ
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遠くまで来たと思って来た道を振り返ったら真後ろにきみ
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君は傷を癒えるものだというけどわたしの膿んだこれはなんだろ
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ワンコインでお迎えしたボタニカル柄の時計はいつかの8時
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断定で使っていたから聞くたびにそればかりだよ いつも、きまって
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口癖のようにあなたが断定で使っていたのだ いつも、きまって
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今はもう使えるけれど効きにくい それでもだから魔女になれるよ
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君をみて私を知って眇めてた瞳の中の夜がきれいで
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いつだって空を飛んではみたいけどそれとは別に恐怖があって
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それまでにあげたすべてと合致した出品中の文字が踊る
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微睡みの中で微笑む君がため現と夢の架け橋になる
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沈むもの君が傷だというのならわたしの浮かぶこれは何だろう
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恵まれたこと言い訳にして生きる未来はいつも今日だけがある
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鏡中を覗くたび吐くため息で、曇らせはせど白い歯は無く
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生まれた分この時代がいつまでもいちばんとしてこの心留め
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平成というひとつの時代にたくさんの未練と人置いてく
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ああ終わる終わりが来るのもうすぐにでも思い出は消えないといって
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