Utakata
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冬村窓果
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夜の感傷と一抹の寂しさ、それから道中での思いつき。
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薄氷をそれと知らずに踏んだって笑っていろと無茶ぶりをする
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まっしろなかわいいうさちゃん手を振って見送る彼の背に手をあてて
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遠くまで来てしまったよ後方のオニが到底触れられぬ位置
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遠くまで来たと思って真後ろを振り返ったらきみがもうそこ
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遠くまで来たと思って来た道を振り返ったら真後ろにきみ
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君は傷を癒えるものだというけどわたしの膿んだこれはなんだろ
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ワンコインでお迎えしたボタニカル柄の時計はいつかの8時
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断定で使っていたから聞くたびにそればかりだよ いつも、きまって
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口癖のようにあなたが断定で使っていたのだ いつも、きまって
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今はもう使えるけれど効きにくい それでもだから魔女になれるよ
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君をみて私を知って眇めてた瞳の中の夜がきれいで
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いつだって空を飛んではみたいけどそれとは別に恐怖があって
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それまでにあげたすべてと合致した出品中の文字が踊る
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微睡みの中で微笑む君がため現と夢の架け橋になる
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沈むもの君が傷だというのならわたしの浮かぶこれは何だろう
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恵まれたこと言い訳にして生きる未来はいつも今日だけがある
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鏡中を覗くたび吐くため息で、曇らせはせど白い歯は無く
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生まれた分この時代がいつまでもいちばんとしてこの心留め
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平成というひとつの時代にたくさんの未練と人置いてく
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ああ終わる終わりが来るのもうすぐにでも思い出は消えないといって
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いつまでも自覚などない思春期に連れられ明日がわからず迷う
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I LOVE YOU
ねえこの唄が聴こえるか?いや解らないならそれでいい
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はじまりの日だった昨日のことばをまた一年間抱えて生きます
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おめでとうその一言で救われます今日という日の祝福でした
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はじまりを誰にも言えずに抱えて生きた知らないままで終わった
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久々に心底ほしいと思ったのに本屋には置いてなかった
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きみをみるのがすきでした夕色の来るはずだった明日がほしい
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あまりにも早すぎた別れだと思ったよどうしてあった隠し事
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今までに言われたことが過ぎる午後こんな形で知りたくなかった
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やるやると嘯いたまま過ぎてゆく有限だとはわからぬままで
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