カミハリコ
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ちっぽけなネジみたいに降り落ちてる思い出の日々はもう戻らない
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そうじゃない方へ進んだ成れの果て夜をいろどる星を降らせる
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この世行き最後のバスを見送って案内板の星の字を消す
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あつい赤なまぬるい赤ひえる赤あなたがくれる赤なら何でも
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わたしはあなたになれないしあなたはわたしになろうともしないのね
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ずるいって言い間違えないようにする うらやましいようらやましいな
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近づいてくるのは月だけじゃないと教えてくれて消えてしまうの
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だらしなく緩んだ舌を絡ませてどこまで落ちて行けるだろうか
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どろどろに甘やかしてよ一〇〇年後離れられなくなるくらいまで
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左目の涙以外の塩味を知らないままで生きていこうか
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これ以上殴られないために流す血 触って汚れたくないでしょう?
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うっすらと降り積もる雪に似ている感情はただただ甘ったるい
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点線があるものとして繋ぎ合ういつかは離れてしまう両手
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隙間から零れる命を嘆いても月がゆらりと微笑むばかり
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あまくない舌を差し出し愛を乞う昨日の夢からはみ出たあなた
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ああ今日もどいつもこいつも馬鹿ばかり 鏡の中で微笑むわたし
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ハイドアンドシーク何度振り返っても立ち止まる夜の入口
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いつかまた私を置いていく時はあの日の赤を思い出してね
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ひび割れた夜中に飲んだハルシオンあれはきっとポラリスだった
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輪郭をなぞる手つきがあのひとに似てきたなんて認めたくない
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毎年の焦燥感は諦念に落ち着き白い悪魔に呑まれる
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くりかえしくりかえし振り返る冬あなたと過ごした最後の季節
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心臓に触れてみせるよ来世では最後まで消えたりしないでね
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安全な場所から手を振り応援をするだけでいいそっちがよかった
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人群れが空を見上げるその隙にさよならぼくのサンタクロース
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最後まで呼吸をしよう両腕をのばした先に星が触れても
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くろぐろと夜を満たした君の手で撫でられるのもそろそろ慣れた
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灰色の空をきみはよく駆けた 折れた角撫でメリークリスマス
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かみさまは天邪鬼だしクリスマスには雪が降らずに血が落ちる
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何度でも帰るよ死んでもいつまでも消えない煙であなたのそばに
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