Utakata
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感覚・空想・生活
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曖昧にただなにもかも曖昧に梵我のあわい
酒
(
ささ
)
で散らせよ
4
復旧の見込みはみえず踏切は 帰る日ねがい一時停止で
3
起き抜けは不揮発性の感情を 蝉しぐれにて共洗いする
3
この音はパンデミックの五秒前 さよなら交わす熱月の壁
2
うたごえはコネクトームの外挿と
真性異言
(
ゼノグラシア
)
の混血児たれ
2
知らぬ間に休みは勝ち取るものとなり モラトリアムは残り香も無し
4
Sunrise, sunset and sunrise. サーカディアンに
閲
(
けみ
)
せらる朝
2
恋人を任意の
函
(
はこ
)
に代入し すべての像に聖別を付す
2
ミネルヴァの梟を待ち幾星霜 ふけて往くのはうつし世ばかり
1
恋文は魔弾の射手の7発目 君の心の王国を討つ
5
全天はスタンピードになだれ墜ち プランク長の結晶となる
2
暑すぎてアツになったと痴れ言を ファッキンホットの切片とする
2
海溝に沈んだ山の切れ端を はらむ
八州
(
やしま
)
の
古き儚さ
3
うたかたに
文字禍
(
X S S
)
は起きず
篩
(
ふるい
)
には紅玉のみがつややかに見ゆ
5
蓮っ葉はえへんぷーいとそり返りポリアンナ達はかけだしてゆく
2
攻性の
帳
(
とばり
)
をまとえプリンシパル ここから先はドラマツルギー
1
求めてる、《へびつかい座のホットライン》あるいは《蚊の禿》の果てにある《玉》
3
思い出はn番街の提灯に焼べてきたよと強がりを云う
7
調律と意味の密度を炸薬に ことばの地雷源にてジルバを
2
群盲を象は
舐
(
ねぶ
)
りて踏みつぶす 所詮われらは進化した猿
2
「この街はおまえの死には似合わない」わたしの中に
咎人
(
とがびと
)
がいる
6
(
このもじはこころのすみでこっそりと うたわれていたうたのかげです
)
9
万人を殺す真夏の稠密に 気持ちの
semaphore
(
セマフォ
)
埋められている
1
口煩いネコをレンジに放り込み ドローンにして彼方に飛ばす
3
真砂土
(
まさつち
)
の押し出してなお山青し 踏み越えてゆけ 踏み越えてゆけ
4
にじいろの無限の綾をひも解きて
堂廻目眩
(
ドグラ・マグラ
)
の夏に分け入る
3
三日後にサルバトーレの姿なく 君が勝手に助かるんだよ
3
シナプスにことばの事故を繰り返し 言語野を
灼
(
や
)
く熾火がともる
5
宇宙塵軌道に満ちてバーニアの裂けて明日はどこに降りよう
1
きっちゃてん その言い方が可愛くて 温んだ珈琲空席に置く
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