Utakata
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感覚・空想・生活
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月並みのルービックキューブ
手遊
(
てすさ
)
びに 六面不一の真新しさは
1
O
(
2
)
にひとつのCを付け足して 吐息にぼくは削り出される
9
████
(
くろぬり
)
に
(
おしろい
)
塗りて鯨幕
言挙
(
ことあ
)
げは禁 隠された音
8
あめつちに
SQL
(
インジェクション
)
を詠み込んで 位相の果てを覗き見る窓
2
雰囲気で入れたら美味い妄想し不味さに笑い転げるふたり
1
ハレの日は問わず語りの極北へ 支離滅裂な思考・発言
3
統語論
(
シンタクス
)
・
意味論
(
セマンティクス
)
を振りほどき 後ろを見るな言語姦覚
6
約束はまだ果たされず青林檎 ヨハネの
首級
(
しるし
)
その味を問う
4
一陣の空想吹きて残される言葉のサラダ埋もれみる夢
3
二段階部屋がやさぐれたと思う 無造作に置く空ののどごし
2
朝顔に水の戻りてごぼごぼと 沈む肺腑の吐く
魂
(
たま
)
を聞く
4
かれこれと四半世紀は待つけども まだ出てこない
人生
(
ライフ
)
全クリ
3
ああ、そういえばキスもまだなんだっけ
性
(
さが
)
ないひつじ夜を企む
2
山河破れた夏空に二ケツする中学生としなる釣竿
1
生かすもの殺すものなお満ちつ引き 気圏のしたで濡れそぼつ
殯
(
もがり
)
1
芥子粒の弾けて
腕
(
かいな
)
組み付いた 痛みの星座ざわめいている
3
人口比興味の数と思い知る文字の大河に叫び流れて
2
陸路閉じ まだらに消えた
店先
(
たなさき
)
に ごめんなさいが佇んでいる
5
知る道も知らない道も閉ざされて 抉る川辺はカフェオレのよう
4
じばじばと染まる玉ねぎ飴色に 夜来風雨の声に似ている
2
Dinner dinner, chicken dinnerと云いながら サラダチキンを啄んでいる
5
熱圏の縁よりくだる大気柱 頭蓋の底に踏み込んでゆく
3
言葉研ぎ大気に溶けて冴え冴えと 刺すも刺さぬも気付かぬほどに
6
はじかみの紅さす端をさりさりと 酸いも忘れて彼はまだ来ず
1
薬指、貴方と僕の信義則 右手にうつし
軛
(
くびき
)
忘れる
2
百万のひとごと寄りてひと燃やす 死蝋で正義灯されている
2
天の河逢えずとなれば地の河もと 願う二人か橋よ落ちろと
2
空間も事象も時ももろともに夢にお別れ さらばささらば
3
「恋人を撃ち落とした日」を聴きながら PUBG 今日はドン勝
2
オノゴロで 原始の海をかき混ぜて 乱してみたい はじまりと果て
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