きっと皆んな繋がってるよね。
寂しげな ウサギの頭を 撫で回し 「生きていこう」と 己慰む 4
世の中の 役に立てるか 考える そんなことより 今日の夕飯 5
嘆いても 西へ太陽沈み落つ 暗闇拒んだ夕日残して 4
丸まって ただそこに寝ていた三角耳 今はもういない 大好きだったよ 4
O(2)を 吸ってCo(2)を出す ただそれだけに 使う体力 4
金剛の 心と言われ 苦笑い 実は意外と 砕けやすいの 3
この間 餌付けしてみた 野良猫は 僕を見かけて 頬すり寄せる 4
この道の 足跡の色 白白と 二度逢うせ(おうせ)黄衣の君(きごろものきみ) 4
する事の 悪しき事なり 天つ神 初日(はつひ)の雪ぞ 減りし事なし 3
月の如く 二番の顔を 見せぬ君 言いし時にぜ 吾は世に居ぬか 4
この頃の 雪降りたるは 静かなり 吹雪く日待ちて 歩く日々旅 4
波流る 瀬に打つひれの 水飛沫 橋下(きゃか)の宿りは 火も起こせぬよ 6