Utakata
登録
Login
サイトのご案内
美美庵
フォロー
92
フォロワー
66
投稿数
956
最近、ある方の影響で、三十数年ぶりに、
詠みはじめてみました。
拙く、荒削りなものばかりですが、
一日一首を目標に頑張ってみます。
よろしくお願いいたします。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »
しなびたる食堂の隅泣きぬれてうどん啜ったことありますか /中島みゆきさん「わかれうた」へのオマージュです(笑)
15
一生を憂き世の外で生きたからそのまま退去させていただく
13
在らぬ身の神秘を弄す愚蒙など身まかる父母の果てに散り過ぐ
8
ガサガサと新聞広げ閲しおる彫刻のごと古老連なり
12
渡されたブーケはなべて枯れしぼみ幾世代もの契りの果てに
16
折れ萎える毎にはっきり見えるから私の中の無碍の慈愛が
10
泣き方や笑い方まで忘れ果て氷のような手のひら
擦
(
さす
)
る
19
生きていていいのかしらと萎縮する心なき娑婆冷たき世界
15
燃えている脚のヒールが躓いて足音の波私置いてく
11
冬薔薇よ世界に指でぶら下がる私自身が礼拝なのだ
13
あまりにも遠い昔に死んだのだ今の私はそれではなあに?
10
荒れ吹雪凍れ駅前ターミナル
心魂
(
こころたましい
)
投げやって
7
終電に間に合ったねと哀しみに行き先告げず運びゆく夜
14
うっかりと階段途中落ちたのはハンドクリームフェアリーベリー
8
生きること今や
明日
(
あす
)
への期待より記憶ばかりの回転木馬
18
ラブレター心で書いたものだからあなたは
明日
(
あす
)
も変わらずにいて
14
死ぬことも誰も知らずにいれることほのかにそれは有り難きこと
9
こんな場に座して震えて凍えおるわが在り様を戯画にシフトす
8
運命を感じ言わずとも心呼応す人と会い高揚する日来たれと願う
12
知り人もなく光り落つ隕石の世の一隅のひとしずく
9
どこへなと融通無碍に現れる女乞食の最終頁
8
民衆と葱やセロリに囲まれて焦土と化した我が国想う
9
咲き残り無惨に折れる花となる美しさなどのたまわないで
13
虹なんか架からなくても構わない愛が彩る私の生を
17
末期さえあなたいなくて構わない私あなたの一部なのです
12
好ましい感覚にさえ色褪せた疲れ覚えて歩ける歩廊
13
限りなく死に近い生歩ませてまだ死なせずにいる女神様
14
戦争の顔と名付けた分け隔て無き民の蠕動がある
8
縦横に無なる私を据え置いて心ゆくまで
辱
(
はずかし
)
めよと
11
ほんとうの美がどこかしら隠れてる悪と濁りと嘘の世界に
15
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
…
次 ›
最後 »