Utakata
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チョコレートミントアイスクリーム
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わからないなりにやっております。
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雲が霞みおぼろの月は春めいて 天たかくわらう 猫のように
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ガラケーのカバーの裏の青い春 一期一会の永遠だった
10
もう二度と戻られぬ青 高い空 真白いスカーフとの空似
4
春一番線路に沿ってどこまでも冬のなごりを薙ぎ倒してゆけ
9
きみこそがすこやかなればすべてよし わたしの愛のすべてがきみだ
9
ひまわりの笑顔はどこかうつむいて わたしはきみの太陽になれない
3
君の手を離すことなどしたくなかった 雪原に落ちたしずくの正体
3
あんなにも月が丸い夜だから猫が笑って それから暗転
5
あの人のためにおぼえたコーヒーの淹れ方も味も忘れられない
8
きみがためオリーブオイルを熱すとき じぶんのためだといいわけをする
5
つま先のかたちが靴にあわせて歪んでいる 折れた天使の翼のような
8
いつしかの ささくれひとつない指でコーヒーを淹れるあなたの前髪
5
この春もさんにんでまたいたいね と 希望をこめた手紙を贈る
6
わがかいなでねむるきみはいつまでもこねこの貌をしたままでいい
6
ひかりのなか レースカーテンのゆらめきに波のおもかげをみている 遠く
5
あたらしい風がクレームブリュレのような季節をつれて疾走している
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また冷えてきたみたいだね 大丈夫?例年通り咲けそうですか?
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あらなみに神などあろうはずもなし 松の木よ おまえも思いやしないだろうか
5
ゆですぎたパスタにいれたたくさんの塩は昨日のなみだの墓標
7
洗われたばかりの猫が全身をこたつでのばしている現象
8
洗濯機 ヘアピン パソコン 恋のうた わたしの
生活
(
たつき
)
にあなたがやどる
6
月へ征くあしを踏み出す影にすら若葉が芽吹く うさぎがわらう
4
わたしたち肌色ひとつで透明になる おなじ血潮をもっているのに
3
花が咲くのはいつ頃だろう いにしへのみやこに咲いた花の蕾は
4
ひらがなを辿る道すじ 指先で千年前のことばをなぞる
9
時経ても言葉があろうはずもなく おかえりなさいに代わる花束
6
いなか道緑めいてはれやかに うぐいすの声はやうやう近く
6
帰りにさシュークリーム一緒に食べようね 最後の最後 ひみつの寄り道
9
わたしだけ知ってることにしてほしい レンズを通さぬあなたの笑顔
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寒空の三角形をなぞる指 他の誰にも見せないでよね
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