Utakata
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チョコレートミントアイスクリーム
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わからないなりにやっております。
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ひかりのなか レースカーテンのゆらめきに波のおもかげをみている 遠く
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あたらしい風がクレームブリュレのような季節をつれて疾走している
5
また冷えてきたみたいだね 大丈夫?例年通り咲けそうですか?
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あらなみに神などあろうはずもなし 松の木よ おまえも思いやしないだろうか
5
ゆですぎたパスタにいれたたくさんの塩は昨日のなみだの墓標
7
洗われたばかりの猫が全身をこたつでのばしている現象
8
洗濯機 ヘアピン パソコン 恋のうた わたしの
生活
(
たつき
)
にあなたがやどる
6
月へ征くあしを踏み出す影にすら若葉が芽吹く うさぎがわらう
4
わたしたち肌色ひとつで透明になる おなじ血潮をもっているのに
3
花が咲くのはいつ頃だろう いにしへのみやこに咲いた花の蕾は
4
ひらがなを辿る道すじ 指先で千年前のことばをなぞる
9
時経ても言葉があろうはずもなく おかえりなさいに代わる花束
6
いなか道緑めいてはれやかに うぐいすの声はやうやう近く
6
帰りにさシュークリーム一緒に食べようね 最後の最後 ひみつの寄り道
9
わたしだけ知ってることにしてほしい レンズを通さぬあなたの笑顔
9
寒空の三角形をなぞる指 他の誰にも見せないでよね
4
恋の歌を教えてくれた 教科書に書いてなかったピンクのリボン
4
君に降る祝福がほら花となり 花束となり 今日の日をゆく
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諦めぬこころを教えてくれたひと こころに未だ咲きつづける花
7
一番でなくてもいいという朋も だれかの一番になれなかったのだと
6
晴天の過ぎ去った過去をおもう日は きっとてのひらに花束がある
5
変わらない温度のままの指先で 「ばかだったな」と言われたかった
10
もし僕が明日死んだらどうしよう きみの涙は何色だろう
6
鍵盤をポルカのようにきみが踏むリズムがミモザの花束になる
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この道が地獄につづくというのなら運転席にはわたしがすわる
6
しあわせを願うあなたのまなざしは 遠いアテネの炎に似てる
5
ポケットに
平和
(
ピース
)
があったあの人は きっと老後にパンケーキ焼く
5
もう眠い なんてころころ目を閉じるきみの眦はバターのようで
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渡り鳥昔のままに君はうたう 今でもずっと自由であると
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南から春のにおいを携えて 旅してきたの東京日和
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