チョコレートミントアイスクリーム
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わからないなりにやっております。

ゆびをふるそれでも魔法は起きないがきみがわらってくれるからいい
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うしなった天使の声は初恋をブラックコーヒーみたいと言った
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手袋をはずしたあなたのゆびさきが蛍光色であることを願う
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いつのまに天使だったのそんな羽あんまり似合ってないんじゃないの
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風すらも味方につけるこの翼どこまで翔んでゆけるのだろう
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夜風より自由な夏服どこまでもゆけるきがしたサンダルはいて
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たまねぎを切ってないのにどうしたの なにが心のきずに沁みるの
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あたらしき季節を迎えるそれだけのことが当たり前ではないということ
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ひだまりに愛された犬 やわらかなまなざしの犬 大好きな犬
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おお猫よ とわにタフネス猫であれ 先においてゆかないでくれ
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からだからおせんべみたいな音がする わたしお米でできているもの
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まだ春の風が吹くなら伝えたい わたしあなたに恋していたの
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名残りおし情念が如き風のふく 春とねんごろだったわたしは
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何処へと届けたらよい落とし物 春の名残の風が吹き抜け
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一度だけきたきりだった振袖を質屋におろす さよならわたし
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やまなりにつもった猫の抜け毛のうえにたんぽぽの綿毛がふんわりおちて
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こんにちはお元気ですか 私は今ブルーライトを浴びております
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きみははたして愛された犬であっただろうか わたしの愛は足りていたろうか
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ひのひかり 朝顔のつる 柿の木の下 かつての犬の面影がある
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十年前のグーグルマップにいる犬がいまのわたしにほほえみかける
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少年が大志を抱くなら大人でもおおきな夢を持ったっていい
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どこまでも高く高く飛べ雲超えて宇宙までゆけこいのぼりたち
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悲しみが桜の波にさらわれて真っ青な空 短歌にしよう
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木漏れ日を眺めるままに移ろいて そうして季節が終わったらいい
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手のしわを数えてみせて老いたねとほほえむ母の爪先の罅
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音楽はなにが好きなのときかれたときの最適解だけわからずにいる
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ふたつぶのラピスラズリのピアスを求めこれを冬の反物とします
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みてくれを整えたとてわたしはわたしのまんま生きてそうして死ぬの
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おろかなり たまご四つにマヨネーズ お塩多めのおいしい魔法
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ネモフィラの名前を知らぬこどもでもきれいだということばを知ってる
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