Utakata
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チョコレートミントアイスクリーム
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わからないなりにやっております。
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遠い日のわかれなどこなければいい やわい毛並みの涼やかな猫
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小雨ふる肩に差し出す傘ひとつ余計に持った人でありたい
12
公演日 きっと雨になるだろう やまない拍手で頬を濡らして
7
新緑を吸って吐いて空を見てネオンの街では星が見えない
7
春日部の高層ビルにいるおばけ 二千五十年からの使者らしいよ
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はく人のいないベビーシューズ まだ捨てられぬわたしの母
14
オレンジのドライフルーツのような日々 いくらたてども苦味が消えず
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風船を膨らます日々 チケットの期日まであといく夜かさね
6
深海の国家と姉妹都市になり 交換留学してみたいなど
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もういないあなたが過去になってゆく 遠くの星に名前をつける
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インドカレー 大きなナンがはみ出てる ちょうど海の比率みたいに
9
桟橋のゆうれいがいて彼岸からこっちへおいでと手招いている
7
じっとみる 手のひら透ける血液のにおい 地球の核とおんなじ
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奴隷でもメイドでもなくわたくしは生きております ごめんあそばせ
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白鍵だけ翔んであるいてゆくような横断歩道笑うランドセル
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横断歩道のしろいとこだけふんでゆく 人生のうちのわずかな音楽
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ハ長調のようなひだまり 空高くすずめは鳴いて猫は寝ている
12
花のような夢を見ていた ただきみと座ってお茶を飲んでるだけの
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思い出も愛も記憶もいのちさえ うばってしまえる五文字の呪文
6
太陽をさえぎるおおきな雷はいつかの止まぬ歓声のよう
5
運命は雷のよう ままならぬいのちの避雷針になりたい
5
からだじゅうみえない傷をなぞる夜 ナイチンゲールの影にキスする
6
なりやまぬ薬莢の音遠くひびく かたいてのひらがまぶたをふさぐ
3
かみさまになりたかったのかもしれぬ きみのさだめをすくえるだけの
10
信じられん どうしてそんなことしたの? なんでお蕎麦にアイスとチョコを
7
ずいぶんと薄くなったねプリングルス かつてのあなたが今更恋し
6
ピーターパン いまでもきっとかれはいて どこかのこどもの夢にあらわる
10
八年間猫にやさしくしていたら遭う猫みんなやさしくなった
12
畳の目 擦れたレースがほんのり揺れる 猫の前足ふんわり伸びる
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もう薄きあたらしい毛をまとうきみ どうか健やかで 健やかであれ
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