Utakata
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チョコレートミントアイスクリーム
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わからないなりにやっております。
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怨恨はつきることなし あの頃の心はいまもいえることなし
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二年前たしかにきみはそこにいてカフェオレ飲んでた もういない なぜ?
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いつかのきみレム睡眠に影をみる (遠いところにいかないでくれ)
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アルバムの中でケーキをほおばる着物のわたし きっと大丈夫 大丈夫だよ
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窓ぎわのひだまりのなか まぶたのうら たしかな愛の猫があらわれる
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いつだって自由でいいさ ふりこのようにのんびりゆれる長い尻尾
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いくたび待てど赤いランプは灯らない 面影を待つだけの日々
10
かりとられかつて庭木だったもの 過去のわたしが頬擦りをする
9
わたあめを撫でてるみたい らくえんのいきものであるかのようなねこ
10
しあわせにできているのかわからない どう?ときいても「ナン」と鳴くきみ
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うたなんかよりもほんとは現実のねこを撫でたい 会いたいです ねこ
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アパートのシングルベッドに黒白のおさとうは居ぬ 表面張力
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はなむけのあかしを母校の空に寄す 虹かかる空 なみだのかわり
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ひとりきり誰も知らない童話をうたう 世界の終わりにまた会いましょう
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抱きしめさせてくれる五キロの愛情にひとは猫という名前をつけた
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お着替えをしてきたのかな チャトラ柄もかわいかったよ 今もおしゃれね
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あたたかな宇宙のかけらは黒白の毛皮をまとい隣で眠る
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やさしい猫わたしのこころにいる茶虎 虹の向こうで花の雨降る
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レモン気分 雨の時節をとびこえて 駆けてゆきたい白いスニーカー
8
最果ての地平でいつか会う君へ そちらは常春だったでしょうか
8
吾母の味はサッポロ味噌ラーメン わたしの丼にはたまごがふたつ
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深夜二時 宇宙を探しにきみとふたり 海岸沿いのファミレスでパフェ
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花冷えだ もいちどおでんが食べたいね たまごと大根 おすすめもひとつ
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一億年あとのオパールになったわたしを指輪に仕立てて愛してください
3
百年もたたぬうちから先人の軍靴の音を遠くに聞いた
7
雨ひとつぶかからぬひとと傘もなくうたれる人と 明日はわたしも
9
ウニ食べたい あの時ふたりで北海道で食べたあのウニ あれじゃなきゃイヤ
5
わたしたちみなその花を何かに喩え 散る意味をこそ見出してしまう
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もうじきに蛍の季節 君と会う半袖の服を選びはじめる
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花は散る いのちのいぶきそのものをあらわすような緑にかわる
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