Utakata
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ジョージ
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92歳で初めてのスマホ短歌デビューしました。
短歌作って何十年、万葉集愛好者
不慣れではありますが宜しくお願いします。
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今朝目覚め小雨の降りて雲低く部屋に籠りて練るか詩作を
15
つれづれに心に浮ぶ我が情け
数多
(
あまた
)
まとめて詩集となせり
15
健康が一番大事と心得て素振りのラケット 気の向くままに
16
ありがとう来年も咲けよクロッカス今日はそれぞれにお礼肥をやる
13
鉢植えの小型のスイセン咲きだした日射しは強しいよよ春近し
15
転勤に曾孫一家は四月より北海道へ 涙もよほす
13
敬蟄
(
けいちつ
)
に出るのを止めよカエルたち外は
霙
(
みぞれ
)
に北風の吹く
17
膝痛に歩くに難儀そろそろと公園行けば鳩が寄り来る
16
ひな祭り乾燥続き に雨が降る天の恵みと雨空拝む
11
我が輩は棒鱈よりもカスベよし
五十集屋
(
いさばや
)
なければ何処で
購
(
かう
)
らん
10
サツマイモ食べる習慣身に付きて
厠
(
かわや
)
に立てば今朝も爽快
11
小鳥たち春の日射しだ みな歌へ唄 声聞けば草木も芽吹かん
14
鶯に
時鳥
(
ほととぎす
)
なくコジユケイも春は足ばや花々唄ふ
11
夕暮れに水撒きおれば鳥の声微かにとどく
時鳥
(
ほととぎす
)
なく
12
目覚むれば弥生の
朔日
(
ついたち
)
朝日射す裏のやぶより初音のとどく
14
こんなにも晴天続き乾燥に野菜は高値に こめ不足聞く
10
寒明けて 日脚も伸びて庭隅に黄色鮮やかクロツカスの咲く
18
明治より戦の続くこの国に八十年近き
静謐
(
せいひつ
)
の日々
13
三歳のひ孫より届く年賀状 貼り絵の獅子が元気に跳ねる
18
棒鱈を食めば
顕
(
あらわ
)
る今は昔 村で繁昌
五十集屋
(
いさばや
)
の店
11
髪抜けて残りは白く
嗚呼
(
ああ
)
私
(
わし
)
もこんなにも長くもったもんだな
15
苺とは草の母なり大きな実
他
(
ほか
)
の草木も見習ひがんばり
10
この寒さ夜食に頂くこの苺 育てる経費を頭をよぎる
11
冬晴れに物干し竿にジョウビタキ止まりて首をふる白き紋の冴え
13
隣り家の屋根に止まりし鴉ゐて そろそろかと問へば亞々と鳴く
15
五十集屋
(
いさばや
)
はもう
疾
(
)
っくに見かけない死語になりしか 棒鱈は何処に
11
温々
(
ぬくぬく
)
と陽光射し来る部屋にゐてテレビを見れば古里は大雪
15
節分だ皆なあつまれ豆撒けば鳩も狸も大喜びだ
10
鬼の子も皆な集まれ福の子も今日は節分
炒
(
いり
)
豆食べよ
15
豆にぎり
追儺
(
ついな
)
でぶつける鬼はなし
戦
(
いくさ
)
なき世の仕合せな日々
15
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