Utakata
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ジョージ
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92歳で初めてのスマホ短歌デビューしました。
2025年で94歳になります
短歌作って何十年、万葉集愛好者
不慣れではありますが宜しくお願いします。
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思い出は煙となって飛で行く想いが一杯で重たかろ空
9
タンポポは夢を見ながら飛でいる今度は何処に花を咲そうかと
16
彼岸花白が一っ に赤は八っ並んでる白花は寂しそう
9
足かばい金木犀の匂う路ポストに入れる三十一文字を
15
雀にと餌撒き居ればででぽぼう来て のら犬も来る
7
ごはんつぶ一粒づつに感謝する汗を流せし稲作想起せり
11
半歳も何もない鉢に今朝見れば大きな芽が出ている何やら期待
10
高市の早苗は伸びて実を結び成るか安定米価の値下げ
14
札幌の三歳の曾孫に電話する水族館の事を色々喋る
10
我が国の舵取り担う宰相に女性で初の高市早苗氏
8
蝋燭は闇夜を照し人を寄せ我身を削る尽き果てるまで
12
この歳でスマホを替えて四苦八苦 九十の手習い孫の手借りる
19
白紙にB2の鉛筆走らせて灯る想いを三十一文字に
11
ヒマラヤのアンモナイトの化石らは淡く光りて旅へと誘う
9
雨戸開け朝日射しきて湯を沸かす朝ごとの習ひ今日の始まり
12
古里の光が丘の
古刹
(
こさつ
)
にてはるか昔の
即身仏
(
そくしんぶつ
)
拝む
10
風そよぐ長月
晦日
(
みそか
)
誕生日 庭に紅白の彼岸花咲く
16
秋風の長月尽日誕生日
齢
(
よはい
)
九十四めでたくもなし
17
人の世も旅路の如し山また山残りの
齢
(
よはい
)
まあるく生きんかな
11
山旅にテントを背負い三十年思い出のこし
汝
(
なれ
)
は独り逝く
9
伊太利亜の最後の晩餐 リニューアルにその絵が呼ぶのでミラノへ飛ぶ
9
四十年勤を終えて褒美にと妻と二人で中国旅行
13
この暑さ裏の薮より蝉の声ひ孫が呼ぶよなジ−ジ−ジ−
13
庭先にパン屑撒けば早速に巣立ったばかりの子連れの雀
17
米と聞き死語が立ち来る
早苗饗
(
さなぶり
)
に刈り上げ餅と土洗い祝
7
朝早く馬耕に代掻き日暮れまで馬の尻追う来る日もくる日も
11
米と言えば七十年前が蘇る泥にまみれし米づくりの日々
8
米身ぢか主食に酒と味噌󠄀醤油子等が喜ぶ
霰餅
(
あられ
)
に煎餅
(
せんべい
)
5
長月に九十四歳誕生日すこやかなれば白寿へ一歩
14
この暑さ我が世の夏とサボテンはぎつぎと咲くトロ箱の中
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