Utakata
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湯呑み
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思いつきで始めた高校生です。私の行動の全ては思いつきです。見守ってください。
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「手伝って!」カードに増えてく春色のシールを指にニンマリの友
4
眠れなくなると言われているけども白光の板に縋る他無し
6
いつまでも寝れぬ夜に悩まされだし巻き玉子に包まれながら
4
「霧雨もこんなに降ってしまっては可愛げないよね」 「誰目線だよ」
5
無機質な廊下に漏れる産声に土砂降りの音 拍手のように
7
「黄巻きまき、黄巻きまき黄ま…黄巻きまき」噛みくり返しバス待つふたり
5
食堂の前を過ぎてく笑い声 今日もカレーを鍋いっぱいに
6
灰色に染まり始めた後頭部 食べたくなった里芋の煮物
5
ごわついた髪と一緒に編まれてるミサンガのような『大丈夫』の声
8
「円安ねぇ」呟く初夏の居間の母 物知り顔でキリリとした犬
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知ってるよ いつかの彼は満月に魅せられ飲まれたのだと思うよ
7
双眸に嵌った月が透明な私の先の誰かを見ている
4
万全の自分を信じるためだけに手のひらの魔法陣を飲み込む
6
傷付いたはずのこめかみをなぞった あぁ きっとこの辺りに君が
3
石段に染み込む君の細胞と あたしの間に契約ひとつ
3
つばめがとんだ後を見ていた もちろんそこに燕は居なかった
7
「目が似てる」そう言われてもわからんが 中の景色が同じだといいな
7
質問に質問で返す悪癖も君の愛だと甘んじてやる
6
あの頃の記憶に抗うようにして君の手の温もりを貪る
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「精神衛生にいいんだ」 賢くて逆に素直な甘えだった。
4
また失くす。何度も近づき、また失くす。わかってるのに海が綺麗で。
5
おにぎりと豚汁だけの昼飯も君が作れば完全食だな
7
「蜂蜜とラム酒を少し入れるだけ」 再現できないホットミルク
5
食堂、机のうえの日誌 そこにあったのか、愛というやつは。
3
弾かれたチェスの駒が倒れ込む カラカラ笑う君に敵わない
3
沈みゆく思索の海を打ち破る君の手の盆に彼の好物
5
脱力し布団に預ける全身と毛布の境はすでに曖昧
8
ちゃんとした飯を食えよと言う医者の 今日の昼は
in
ゼリーと聞く
5
メガネ棚 買わぬメガネを手に取って あの横顔を思い浮かべる
4
海水で濡れた裾見る片割れの 帽子の影が深海のようで
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