Utakata
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湯呑み
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思いつきで始めた高校生です。プライドと共生していく道を日々模索しています。
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思い出そう 追えば追うほど 忘れてく 笑った祖父の 姿が滲んだ
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紅葉や 水平線には 目もくれず。 当たり前って いちばん綺麗。
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いいのです。 持ってるだけでいいのです。 誰かの宿り木に なれたらと。
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いつからか 自販機前に 傘がある。 教えてあげたい。 君は差せない。
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虫の音に 外国人は 気付けない(らしい)。 聞こえるがゆえの 寂しさもある。
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「麦茶には いい思い出が詰まってる。」 そんな気がする 残暑のベランダ
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熱海駅 出てすぐ迷子か我が友よ 私は君らの保護者ではない
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ブルーチーズを齧って 苦い顔する前の君。 今では君も物好き。
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「なに川か?」 見知らぬ川だが 美しい。 詠むため問おう。 「なに川なのか?」
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鼻柱と 頬骨と目と その爪を 並べて眺めて みたいと偏愛。
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「アイビーの 絡んだ家が 無くなった。」 「今頃くじらの 胃の中だろう。」
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ドア開閉 舞い込む湿気は 憎かれど 潮の香りに 頬は緩んだ。
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白肌に 映える水色ネクタイの その全長は 如何程なのか。
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舞台袖 聞こえる誰かの 笑い声 きっとそこには あなたの羨望
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ほらごらん。 そこまで山がせまってる。いつもそこには いのちが住んでる。
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電車では ずっと立って いるのがよい。 無数の日々を 眺めるのがよい。
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君の振る 風切りバット なお遠く 私の拙い 応援よ鳴け。
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「また来よう」 傘がお供す 遊園地。 その「また」がまた 雨だとしても。
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図書館の 片隅 友の寝息あり つられて襲来 睡魔との昼。
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夕闇の 鍵穴に住む 小人たち 今日も私の鍵を拒む。
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透明な 綺麗な瓶には あの砂を。 あの子の目には トパーズを入れたい。
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スマブラを 捨てて気付いた コンロ横 灰皿はまだ あるんだけどな
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ワイシャツの シワに気付いて 考える あなたの
隈
(
くま
)
に名前はあるのか
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海がまた 赤から青に なる前に 急いでシロクマに会いに行く
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