湯呑み
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思いつきで始めた高校生です。私の行動の全ては思いつきです。見守ってください。

思い出が痛むくらいに爪を立て喉奥にずっと居座っている
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夏祭り ラムネの染みた服の裾 逆接の先に続かぬ言葉
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海岸が瞬きの間に離れゆく 何も聞こえないほどの速さで
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日本中沸かせる熱よ、陽炎よ その数分を生きた証に
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山ほどの欲望を持ち書いている短冊に載るよそ行きの欲
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甘苦い空気を飲んだ板の上 呼吸を追う僕の心
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特別に君のためにとこしらえたジンジャーエール 僕を救って
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どこからか流れるお香のかおりにも和めないほど太陽が強い
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無傷から傷を知るのが怖いから僕を演じる 君が見ている
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明らかな負け戦だと言われた日 知るかよ 後から笑えれば勝ち!
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大好きなあなたが推してるものですし 調べてハマりまた推しが増えた
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久々に会ったあの人少しだけ都会の匂いを背負っていた
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嗚呼、君よ変わらないでと願ってるどこまでも長いシーソーの上で
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アジサイの色の話を思い出す アルカリ?酸性?知らんけど綺麗
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内臓の内を縫った星明かり 都合のいい夢を自嘲する朝
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君は思っているほど強くないよ 今日は夜ご飯作らせて
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向日葵の向こうから湧く大雲を背負って笑う君 呑まれそうで
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君の言うしあわせとやらに縋ってみる 借り物だから大事にしてみる
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少女と言える歳が終わる前にもっとツツジの蜜吸えばよかった
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痛みなんて分かち合えないのだから一度くらいは傷つけてくれ
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天井を知らない君のまばゆさに底を知らない僕の感謝を
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雷鳴と言っていいほど一瞬 瞬きの間の君のエンディング
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「殺しても死なないよ俺、絶対に」 「そうかわかった。早く寝なさい」
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これまでとこれからの君との話 かき氷だったはずの色水
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パッパッと払って立ったワンピース 落ちる埃がいのちみたいで
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去っていく銀幕の上の白い字を惜しんで追ってる君だからいい
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今日のこと噛み締めながら酒を飲もう 逆手に持った銃の重みを
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いつまでもフードコートで待ってるよ 終わった世界のイオンモールの
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屋上で揺らいでいる頬 陽炎は生まれ直した君へのお祝い
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それ程に、それ程までに、目一杯に、走れる君が羨ましいから
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