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五蘊斎 雲握
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詠人不知
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時代遅れの男になりたきもまた マイク来りて離さぬ十八番
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大風の 木々揺れし山 ざわめきて 行く末思う 心根もまた
6
夏下り いたずらに過ぐる 秋山に 我が冬山の 花見て参らん
5
家猫を 労たげに抱く 照明の 紐にじゃれつき 盆踊りかな
6
仏壇の 御前座布団 畳上 猫丸くなり 供え物かな
6
夜露濡れ 果てぬ洗濯 廻りゆく 応えも知らず 干し場なき夜
6
草刈りし 追ひ立てらる コオロギや 盆支度にて 恨みたまうな
12
家猫の へそ天返し ワレミツケ いざ執り行う 猫吸いの儀
14
朝冷えて 寝巻き羽織りし 曙の 東の縁は 夏の帰り路
10
田に忍ぶ 装束き立ち アオサギの 身足隠して 頭隠さず
6
現世は 胡蝶の夢と 知らざれど 命生まれて 消えゆspark
5
時雨行き コオロギの音 小さ田に 暦秋立ちて 田畑に忍ぶ
12
和平への 願い祈りぬ さもなくば 学徒覚えし 年表増えなん
6
梯子食 気になりし店 両隣り 胃を空にして 征伐せしむ
5
薪割りて 曲聴きながら 盆準備 北斗聴き振る 斧ヒャッハー!
7
掃除やめ 膝胸占むる 猫のため 我が身動かず 致し方なし
9
酒噺 居酒屋に出る 花見酒 二番煎じも 試し酒かな
5
胡座かき 掃除休憩 十畳の 猫膝占めて 動くに動けず
8
見ぬふりを 猫爪とぎし 襖らを 瞼掲げて 香炉峰の雪
6
代々の 猫世話焼きし 下男吾 猫語も堂に 入りしもまだ
11
湯を浴びし 室の縁にて 指示す猫 猫語で返せば 訝しみて見る
9
大橋で 大海眺む 潮騒の 蕪島霧立ち 天下りしか
8
数値悪し 四十下りて のびのびと いらぬ数増え 給料増えず
8
酒などが あるのが悪きよ 某が 呑み討ちて 御座候よ
4
仕事では 微力尽くせし 外面も 家ではだらけ 掃除進まず
7
朝猫の 顔擦り付け フミフミも もの食い果てて 猫の散るらん
7
只酒を 聞きいざ駆けゆ 酒宴楽しも ブランデー無しに そこはかとなし
5
陸奥国の 東の縁に 日照りて 夏短しも 稲穂育ちぬ
12
鹿之助 七難八苦と 願いしも 一難一苦 避けたき我ぞ
8
風薫り 木漏れ日揺れる 青芝に 蝉のコーラスで 蝶二人舞う
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