Utakata
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五蘊斎 雲握
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詠人不知
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石仮面
(
サギョウボウ
)
被りし我は 渇望す パンの数など忘れども 酒!の一献忘れまじ
5
田舎道 車自転車は 鮨詰めに 歩道にのみぞ 閑古鳥鳴く
6
スマホ画面 バキバキなれど 愛おしき 我のみぞ知る 猫の牙跡
8
ついに焚く 蚊取り線香 一縷立ち 虚しき戦 煙と終わる/なお痒し
7
討ち取らん 怪し音めがけ 平手打つ されど空裂きて 我が頬着弾
5
許すまじ 夢路破りし 怪し音 祓い退けども せせ嗤う蚊
4
天竜の 川の勢い 凄まじく 流石の橋も 本から崩れる
3
今日夜空 またのお目もじ 時駆けて いく億年の 旅路の先で
4
暑中耐え 呷る酒缶 掲ぐれば 季節で変わる 星の飲み友
4
山背吹き 心寒々思えば
凶作
(
ケガズ
)
年 我飢餓知らねど ただ伝えゆく
4
URYYY 胡瓜生長し ズキュウウン 蚊が刺しにけり 夏なりしや
3
珍しき品 奉し 御猫の 心留めたるは ビニルのカサカサ
6
今どこです 急を告げる 呼び出しに 西さんちの 東にいますわ
5
我猫科? いやチャウやろ ツッコミも 犬猫も元 皆単弓類
4
時代先取りを 持て囃すなれど 星の気温 先取りしすぎて 憂う行末
4
散髪し 身を見ぬ間に 若毛萌え なお髪ばかり 神に祈りぬ
4
我悔し 196呑むみぎり グレフル買いしが アセロラなる時
3
大陸の 風せせら笑えど 国作り 綿津見より出でし 奇貨居くべし
5
原罪を 抱え迷う 唐揚げも 揚げれば贖罪 零に帰する
2
我が車を 追い越し得たる 数秒も 赤に止まりて 零に帰りぬ
5
昨日蒸し エアコンつけて 眠りしも 今日底冷えて ストーブ焚けり
7
キノタケの 長き内乱の果て 漁夫利狙うは ブルボン朝 ルマンド
3
休日の雨 トタン叩き 外見れば 閑古鳥鳴き 懐中へ入るかな
3
我絡む 猫にウザ絡む 尻尾ペシペシ これは・・・ 善きなり
5
蝉時雨 窓開け 涼む夕暮れに 「ただし蚊、テメーはダメだ」
5
地を這いし 我が誇れるもの二つ 二匹の猫と ペンだこの跡
7
見も知らぬ 国の政局 語るより 我が家の政局 固唾呑みて見ゆ
4
猫の腹 事象の地平 覗き見て 強き引力に 我還れざる
4
暑き日に 喉を潤すは 麦の茶よ 一日の苦味流すは 麦の酒なり
6
草刈りし 庭を見ぬ間に 若草の 誰憚らず 萌えにけるかな
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