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五蘊斎 雲握
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詠人不知
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目覚めしも 外まだ暗く 暁の 朝冷えせぬか 猫に布団掛け
7
春蛙 夏雉秋虫 冬吹雪 季節奏でる 田圃の楽団
8
夜に響く 囃子の稽古 また巡り 秋戸を叩く バチの音肴に
6
電線に 止まりしカラス 見下ろして 我が朝体操 怪訝に思ふ
11
肉焼きて 野菜の有無を 問われしも 草喰む牛は だいたい野菜
11
墨流す 夕立雲の 間を抜けて 遠きを照らす 茜さす山
12
黒雲を 裂く流れ火の 轟きは 稲を育む 天の号令
7
朝夕と 顔体流す 浴び湯かな 浴び過ぐして 削る危うし
7
スマホ打つ 指に三毛猫 纏わりて 打つか撫でしか 思い煩う
14
秋深み 夜の長さを 増すごとに 時もゆるりと 過ぎよとぞ思う
8
トンボ舞う 雲の額縁 切り裂いて 轟音引きて ラプターの飛ぶ
8
夏の日の 雲に隠れて 野を渡る 涼しき風の 辿る東野
6
夕暮れて 雲間広がる 夕焼けは 誰か待つらむ 紅色染めて
6
荒野めく 工事現場に 砂塵舞う 草転がれば 面白きかな
5
畔脇に 鷺雉ゐたり そば寄れば 鷺は悠然 雉は走りぬ
7
身を隠す 雲の格子に チラチラと 御身の歌を 月詠むべきか
5
スマホ見る 手に顔付け ゴロゴロと 餌をおねだり 三毛のあざとさ
8
古の 殷に伝わる 言の葉を よく怠るも 日々新たにす
5
浜いたる 岡より眺む 松原の 奥の縁より 吹く風涼し
7
岸辺にて 跳ねる素兎 労われば 何か賜はむや 多くは求めじ
5
夢破る モスキートの 空襲に 迎撃の手は 空を祓いぬ
11
霧の帳 照らす外灯 虫の音に 宵の星々 舞台に上がる
6
家猫の ルーズスキン プニプニと 吾腹もたぶん ルーズスキンよ
7
幾度となく 夕陽のガンマン 見しものを 御大観たさに アマプラにて観る
5
真核の 太古に袂 分つとも 人の暮らしを 支えし木々よ
9
俺たちは もう終わりかも 画面上 電池残量 新機種まで持て
5
部屋に臥し 中年のトド 腹太鼓 猫の気を引くも 袖にされ鬱
7
まだ暗き 部屋の蛍に 小さ田の 蛍虫籠 昔をぞ思ふ
6
天高く 猫肥ゆる秋 へそ天の ペロペロ届かず アザラシの様
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牛コマを 集めてハヤシ 作るかは カレーと比較 コスパ良き方
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