Utakata
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紡
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短歌初心者🔰
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昼休み 一心不乱 歯磨きす 同じ方向 無言で眺む
7
人としての ボーダーライン 超えるとき 自分の何か こぼれ落ちるの
5
繰返した浅い呼吸はあわぶくになって明るい方へ消えゆく
5
突き進む 制御不能な 恋心 貴方を置いて 通り過ぎてく
6
秋空に 私の想い 滲ませる うつろいやすく 制御不能です
5
褒められた たった一言 それだけで 髪型決まり 君好みへと
5
曖昧な 態度をとって はぐらかし 気持ちを隠し 平静装う
6
冷えた指 あなたの指も 冷たくて 重ね合わては 温めあって
3
触れられた 冷たい頬が 熱を帯び 色づき始め 紅玉となる
7
部屋の隅 蹲っては 天を見る 変わらぬ白に 心揺れてる
6
気だるげな きみの寝癖は 上にのび 誰より元気に そこに居たんだ
2
吐き出した 言葉に埋もれ 動けない もがいて探す 進むべき明日
5
縋りつく 勇気もなくて あなたには 「大好きでした」 のラベルを貼る
5
最後だと 決めてはじめた はずの恋 曖昧なまま 溶けて消えゆく
7
灰色の 雑踏の中に 秋色を 纏った君が 横切った朝
5
白い息 夜空の星を 鮮明に 彩り雫と なって落ちゆく
8
恋ならば 好きでいられた 愛ならば 嫌いになれない 君を憎んだ
7
同じの 熱量なんて 返せない 冷めさえしなきゃ 一緒にいられた
5
暮れなずむ オレンジ色を 眺めつつ ひとつの恋も 色づき始めた
7
鼻先が 冷たくなる頃 思い出す 手と手をかさね 歩いた道を
5
あたたかい 命の鼓動 膝にいる 気まぐれなきみの温もり感じ
6
踏み外す たった一段だけなのに 全てが崩れ 立ち上がれない
6
いい子だと ぐしゃぐしゃ撫でる その手だけ ありさえすれば なんでも出来た
11
しんしんと この身に濡らし 滴って 悲しみ全て わからなくなる
7
夜空にて 赤、白、赤と 点滅す 密かな行う 存在主張
3
頬濡らす 雫の行先 いつの日か わかるのでしょう 乗り越えた先に
8
泣いた跡頬にはりつき失ったものの存在を知らせてくるの
5
手が届く その時までは と言えず黙る 十五の深秋
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空席を 穴あくくらい 見つめても あなたの姿 消えてくれない
4
とめどなく 雫滴り 落ちる時 心の霧が 静かに晴れゆく
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