Utakata
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紡
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短歌初心者🔰
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僕たちは高速回転し続けて落ち着くまもなく瞳をとざす
6
何一つ上手くいかない世の中で 小さく呼吸する生き物です
5
シュワシュワと現れ消える君の影 あの喫茶店で待ちわびている
5
初めから最後の恋と決めていた 失うことも分かっていても
4
変わらない君の横顔じんわりと色づき始めた
二十歳
(
はたち
)
の夏は
4
貴方からたった一言「綺麗だね」言って欲しくて今日も
化粧
(
ばける
)
5
貴方の
瞳
(
め
)
に映る私は嘘っぱち 鏡が照らす
素顔
(
すっぴん
)
の眉
4
溢れないように想いを圧縮す色濃く滲む青春シロップ
6
泡沫に消える金は汗の味知らぬ子らの大盤振る舞い
5
垂乳根を求めて囁くこの声は我には叫びとなりて聞こゆ
5
悲しみは 流れ落ちては 消えてゆく 歩みをとめず 進めるように
8
ドクドクと鳴り止まないのかくしきれない口元残る生クリームが
5
ささやかな君の寝息に安堵して明日も一日健やかであれ
11
しぶとくて なくならないの 思い出は こびりついて 離してくれない
7
ぐちゃぐちゃな僕の世界を真っ白に 洗い流して新たな一歩
9
沈みゆく 意識の隅に 映るのは 泣き出しそうな あの子の気配
5
夜のしじま 寄せては返し 記憶さえ 泡と共に 跡形もなく
7
悪夢さえお揃いがいい 微笑んだ君の笑顔に滲む狂気
5
覚悟決め君の一生貰い受け後悔さえも分かち合う
6
深夜2時 自問自答の 時間です 答えは無いし 正解もない
7
一言を 思い出しては 死にそうで 言葉の重み 背負って進む
13
緊張の
1
週間が 過ぎ去って 色づき始めた 桜の木々が
5
春急ぐ 心を止めて 我を見る 胸を張ってと 送り出された
6
魅せつける 私の全て 一瞬で 燃え尽きてさえ 美しいのだ
5
きつねさん 嫁入り前の ひとしずく 乾かす如く 太陽浴びて
6
本日の まかないメニュー カオマンガイ 何ものなのか とまどうバイト
7
小さな背 語りきれない 時間のせ 言葉少なに 残すは本音
5
若き日に 憧れていた 父の背は 小さいけれど 厚みがあった
11
崩れ去る 明日に繋がる 普通の日 すべては流れ 奪い去られた
10
キャンバスに 足跡つけて 君想ふ 指でなぞれば 温もり感ず
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