と・・
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日常の気になった事やモヤモヤを分かりやすい味わいの有る短歌に詠めたら。

目をつむる猫の顔はね笑い顔香箱つくりほっこりほこり
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極たまに出番があると菓子のふたタッパーの片割れ隠し持ち
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指にが当たるの気付いたそれなのに絆創膏の世話になる夜
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この時期のたまる疲れに効きそうで季節の梨を夕食に添え
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やれやれと持病有る身で夏を越し観測史上最も暑きを
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お茶漬けとおかずサラダの献立は暑さ疲れにまだ出番有り
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心太ところてん 冷凍プリンお疲れと梨やゼリーに変わる秋かな
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一日の布巾ふきん干す手に明るくて少し大きなもう秋の月
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飛び出した熱々玉ねぎ足の上こんな火傷の仕方も有るんだ
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開け立ての目薬捨ててからしまい取り戻しに行くゴミ出しの朝
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売れている物より欲しい軽い物フライパンひとつ分の隔たり
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いくつもの目を通し来た陳列に手を出すと決め十二年
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返却と買い出し合わせ1万歩段々図書へは足が遠のき
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夏バテのラジオあれこれなだめつつ叩いて振って品届くまで
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汗をかき乾かぬ肌とシャツに処暑を過ぎても秋は感じず
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この品が値上げ廃止になるならと考える事は同じと見える
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割り切って菓子パンよりもロールパンパンのおともを増やしました
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梅雨明けにいだいた懸念けねん当たるかな今年もやっぱり雨待ちの秋
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まだ暑い 買い足し買い換えしようにも夏物消えて困るお盆過ぎ
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「熱中症 警戒アラート」発令を二十回聞いて日常となり
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精霊馬蓮の葉かたせば暑くとも秋へと向かう心持ち
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墓参りバスの乗り継ぎしんどくて仏壇線香1本増やし
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お新香とご飯があればと母と祖母お米の味にこだわる父と
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ザリガニは駄目だと祖母は言ったのにこっそり食べたと叔父の戦争
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すいとんはさじですくって湯に入れる千切れるほどの粉は使わず
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母直伝すいとん作れば思い出す食糧難と空襲話
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明日来る終戦の日は台風で亡き人達の気持ちのような
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他の物優先してて後回し後れ馳せながら冷やしトマトを
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豆腐からおかずサラダにお茶漬けの小どんぶり添えて双方に良し
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たまさかの池の水入れ滝のよで響く水音暑さ忘れる
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