53
44
投稿数
754

拙い短歌をサイトに寄せるようになってから ほんの少し自分の中の感性が呼び覚まされるような…でも投稿した自分の歌を読み返すとその稚拙さに 削除したくもなる日々
あらためて想いを言葉にする難しさを感じています

「ありがとう」の言葉を添えし春の花 墓前に供えあなたと話す/3月1日夫の命日
22
「ケ・セラセラ」呪文のように繰り返し 今日も笑っていけたらいいな
17
春を待ち ようやく土から顔出した 雑草抜きつつふとやましさ感ず
19
窓隔て 飛び交う羽虫見つけたり ガラスに張り付き獲物追う君
17
雪深し 里にも確かに春の声 聴こえてきたり 空澄み渡る
21
雪解けの水滴りて落つる音 春待つ君に笑顔を運ぶ
16
母の愚痴 聞き流してたあの頃と 同じよな愚痴呟いてる我
23
山奥の精霊宿る木々たちに 春のエナジー伝わり行きぬ
18
浅き春 カットしたての襟元を 冷たさ残る風が過ぎていく
24
孫の雛 ミッキーミニーの内裏雛 ドナルドたちにかしずかれ鎮座す
17
伏せし妻 匙くちもとへ運ぶ夫  寄り添い生きし 老老介護
18
君と我 互いのぬくもり分けあって 過ごした時間 減りゆく春へ
15
夫が去って8回目の春 今年もまた 「元気だからね」と笑顔で言える
20
帰省した息子に好物あれこれと ペロリ平らげ しあわせ時間
20
春の野辺 母と摘みしヨモギの葉 みどりの菱餅 遠き思い出
22
ジャグジーの 吹き出る流れに身を委ね こころも整え明日へと向かう
21
春来たる 手毬の如く寝てた君 グンと背伸びし 空仰ぎ見る
23
言の葉を 紡ぎながらペダル漕ぎ ふと気がつくと見知らぬ小路
15
水ぬるむ水面に映りし 空の蒼 やがて川辺の桜も映し
17
過ぎ去りし 哀しみも辛さも 笑いに変え 友との語らいまた前を向く  
18
昨日の雨で地上が顔洗い 潤う朝の晴れやかさかな
15
「終わりたい」母の言葉の裏側に 「生」への切望見え隠れせし
23
コロナ禍の付き添い叶わず 母ひとり 置きて帰りしあの日の後悔
21
枯渇した土に恵みの雨が降り 萠えいづる春へ 拍車をかける
21
雨上がり 庭のモミジの枝先に 芽吹き促す雫が光る
20
静かに雨降るこんな日は 壁時計さえゆっくり時きざむ
18
「山笑う」春は嬉しきことなれど 白富士の姿変わるは寂し
18
春巡り あらゆる生命(いのち)生まれくる  土の中から 樹の枝先からも
17
北国の雪解けすすみ春巡り 子らの歓声もうすぐそこに
20
老夫婦 言葉交わしつ土起こし 手に手携えゆく道想う
16