マンモス
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懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独

遅刻して錠剤デカくのめなくて疲れる夢の二本立てみる
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コピペでは反芻できず人様のことば咀嚼す手書きのノート
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幾万の珠玉の言に逢えるだらう盛りの猫は春を彷徨ふ
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友だちの数は公け可視化されスマホゲームのフレンド機能
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引き際を桜に重ね馬場あき子「百人一首」をもいちど学ぶ
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「諦め」という名の鎖身をよじりほどいて泳ぐ小魚の群れ/中島みゆき『ファイト!』
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誰がための日曜昼間のど自慢祖父の知つてる歌は流れず
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大好きな母に抱かれて死んだ父「しあわせだつた」と友は言い切る
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『プカプカ』と昭和の空をただよつてあんたとあたい連れ添つてゆく
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おなじ賞応募したらばおなじ時巳年八度みどしやたびの祖父と刻めむ
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ネーミングライツで変わる公園の変わらぬ遊具歓声と風
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いつかこの喧騒こそが幸せと気づく日がくる酔つて遊べば
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三ヶ月溜まつた汚れ取り除く洗濯槽はパンドラの箱
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日曜の作歌のときは風呂場にて喧騒はなれタイルを磨き
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進級はまた新しき出会いあり好きな先生産休に入り
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定食の三千円に目を見張る山の国道沿いのとんかつ
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叔母くれた砂糖まぶしたふきの菓子母の好物知れる里山
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主なき隣家の壁は剥がれ落ち竹は伸びゆき叔母を困らせ
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ホームランをみていた時に歯が抜けて「行かずに済んだ」と祖父は微笑み
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祝日の道着姿の親子連れ懐かしめずにざわつく心
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積載量七百五十キログラム代車四台分が適量
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積み過ぎた荷物おろせば日はのぼり半分欠けた大根の月
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大谷の横に二刀のガブリアス身長体重同じポケモン
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今の子に野球が届く策をねる選手の横にポケモンならび
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見慣れない白く染まつた町をゆく三寒四温の落差にふるえ
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ワイパーの速度を上げる夜明け前雨から雪にうつらう彼岸
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凱旋の野球の神が閉塞の大和のそらに風穴をあけ
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白球とアオハル達の春がきたbe togetherが夜風にながれ/健大高崎初戦突破
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先日の「おから」のお礼が云いたくて「か」と「く」を復唱しながら走り
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八ヶ月前に変わつたアイテムの商品名の「新」はそのまま
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