マンモス
85
90
投稿数
3336

懐メロと妻子と友と時事ネタと仕事と酒と少しの孤独

スマブラで子から雑言浴びた日の四十六歳秋に生まれて
8
まどろむで子と友だちの歓声をとほくに聞けば初女性総裁
9
ドラえもんポニョとトトロの行進が町中ひびく秋の恒例
11
叔母迎へ父とおとうと我四人まとめて誕生祝う十月
11
天高し等間隔で足踏みす六年生は大きく見へて
9
椅子の上胡坐をかひてビールから酒に切り替へ語らふ姿勢
6
ひとの詠む横浜旅行シンクロしあの人と見し氷川丸のる
7
忘却のしてもらつたであらうこと乾けば消へる水でかくペン
5
恐竜の名前かくときカタカナを子は獲得す鬼滅ひらがな
8
育休の「育」の字書かれ今月の中小企業のホワイトボード
16
『太陽にほえろ!』が響くベルクにて吾子は『コナン』と言ひて譲らず
15
エアコンの下の風鈴鳴りつづき秋味ならぶコンビニに入る
16
爪切れば「手は中指が長くつて足は親指大きいのなぜ?」
5
前橋ウィッチーズのこと前橋ウォッチャーズとおもふこの頃
4
秋来れば地区の祭りに市の祭り二日連続祭りはきつい
11
うすぐもり開けっ放しにしておくよ顕示欲とか出ていって、もう
6
対岸の火事がおとなり格好の週刊誌ネタ市長のラブホ
5
我よりも大きなクシャミするやうになりて小四花粉症四年目
7
「ふたつめの意見」と訳す転院とちがふセカンドオピニオンとは
4
旧工場右往左往をくりかへし行つたり来たり時空が歪む
5
分断をさらに深める大統領死人(しびと)は口をまう開かない
7
親知らず歯茎にしみる秋の夜の酒はしづかに呑むべかりけり/若山牧水のオマージュ
11
朝寒や羽織を取りに引きかへす夜のあいだに季節は変はり
11
お向かいは来客多い三世帯ツクツクボウシも立ち寄りて鳴く
15
早く寝て早く起きるをくりかえし気づけば午前三時に会社
9
わかれまでいっしょうけんめい話す子の横顔のさきの柱時計は
15
生穂村妻に許可とり出遅れて恨みにおもふ箱の小ささ
8
格安の歌人講演生穂村倍払つても行きたし穂村
12
ひとつきを言葉に憧がれ生きむとす来月穂村弘来県
7
くどくどと云いし隣人カウンター出されたものは全部食ふべし
13