プー子
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機種変更でトラブって暫くご無沙汰していました
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よろしくお願いします

味気なく星のひとつも見えぬ空 織り姫いかに今宵を過ごす
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遠くまでハシドイの香の広がれり咲いているよと知らせるように
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杳き日に亡姉と一緒に来たワッカ 咲く花々を指差しながら
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ひたすらにペダルを踏みてまっすぐにみんなで目指す魚付林へ
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軽快にタンデム自転車こぐ二人カーブも坂も声かけあって
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果てしない原生花園に立つ媼あそび疲れて蓬もち食む
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左右にはオホーツク海サロマ湖の風通りゆく原生花園
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半夏生カラスビシャクは咲くころかタコなど食みつ 夏らしからず
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浮かばない結句の言葉を探すとき音の外れたウグイスの声
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苺ジャム五本の瓶に詰められて雲間にシャイなストロベリームーン
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鍋底をくるくると混ぜ苺ジャム マジックアワーに紅の艶ます
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漁を終え漁船はカモメの群れを連れ眩い波を立てて帰り来
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いつになく優先順位を決めかねてまずは青菜を湯にくぐらせる
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幾たびも雨降るさまを窓に見る幼が母を待つ日のように
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今度は「道」からボーナスか ポイントかギフト券かとサラッと通知
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テロップの熊のニュースはあの信号 昨日も通り明日も通る
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詠草と依頼原稿おくり終え二時の予約の整骨院へ
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町民へボーナスなのか発売の商品券には五割のおまけ=世帯六万まで
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ままならぬ右手を見つめ「そのうちに」皿一枚も洗わぬ夫へ
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聞き耳を立てて束の間「学習会」モノサシトンボの由来など聞く=吟行会、題詠 束の間
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兄三人姉も二人が身罷りぬ良きとこらしいあの世というは
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友からの電話の嬉し遠縁の訃報しらせるそれであっても
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使えない右手を知りて釣り帰る魚捌きを夫に手ほどき
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留守宅に灯りのみえるミステリー所以知りてもまた確かめる
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夫の摘む苺は三個よく熟し小さき畑の夏のはじまり
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幾度目かバリバリと大き音のして独り居のとも停電知らす
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いかづちの頭上に響く昼餉どきうどんの味もニュースの言葉も
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街を覆う大き虹置き去る夕立ゆだちまもなく暮れるオホーツクの空
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副木に巻かる包帯忌々しシャワーも厨も手抜きの極み
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真夏日のいく度か続き案の定ストーブ点ける日また二日きて
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