プー子
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機種変更でトラブって暫くご無沙汰していました
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よろしくお願いします

テロップの熊のニュースはあの信号 昨日も通り明日も通る
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詠草と依頼原稿おくり終え二時の予約の整骨院へ
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町民へボーナスなのか発売の商品券には五割のおまけ=世帯六万まで
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ままならぬ右手を見つめ「そのうちに」皿一枚も洗わぬ夫へ
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聞き耳を立てて束の間「学習会」モノサシトンボの由来など聞く=吟行会、題詠 束の間
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兄三人姉も二人が身罷りぬ良きとこらしいあの世というは
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友からの電話の嬉し遠縁の訃報しらせるそれであっても
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使えない右手を知りて釣り帰る魚捌きを夫に手ほどき
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留守宅に灯りのみえるミステリー所以知りてもまた確かめる
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夫の摘む苺は三個よく熟し小さき畑の夏のはじまり
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幾度目かバリバリと大き音のして独り居のとも停電知らす
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いかづちの頭上に響く昼餉どきうどんの味もニュースの言葉も
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街を覆う大き虹置き去る夕立ゆだちまもなく暮れるオホーツクの空
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副木に巻かる包帯忌々しシャワーも厨も手抜きの極み
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真夏日のいく度か続き案の定ストーブ点ける日また二日きて
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不覚にも転倒するなどなきはずがおまけに手首に厚き包帯
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大胆に雛を連れ来る母スズメそろそろ給餌は終いにせねば
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二日目に忘れし釣り竿取りに行く長閑が過ぎる夫とこの町
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釣りに行き魚の替わりか山蕗を持ち帰る夫少し不機嫌
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「釧路八重」とう名を持つ桜花ゆっくり散りて五月がおわる
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初夏の峠は濃ゆく緑増し ポツポツ白くナナカマド咲く
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真夏日の予報如実に水無月のあっけらかんと青空ばかり
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初鱒のチャンチャン焼きは合理的 夫は魚を吾は野菜食む
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いつもよりみんなみ通るブルームーンわざわざ向かいの屋根に隠れて
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いつの間に今年も芽吹く十薬をははを思いて煎じてみよか
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歌友ともと来て二人静の一叢と共に湖畔の夏日を浴びる
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「夏初日」わけは単純ひねもすを暖房なしに過ごす日のこと
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を預け吾等に時期ときを知らせてるカッコーは子と再会するや
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雑木木の緑の奥から聞こえ来る「カッコーカッコー」ときたがわず
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花穂のばすヒトリシズカのふるふると舞いているのか震えているか
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