Utakata
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沢海 簿財
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春からは僕の新章「大学編」 どんな歌たち待っているかな
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寒かった冬 乗り越えた僕たちは ほんのちょっぴり強くなれたね
6
駅を背に歩き始めた僕の上 さえ〴〵光る四日目の月
10
すれ違い追い越し時に追い越され 都会は電車も青春してんな
7
その頬に優しく傘を差し掛けよう ひと粒だって濡らせねぇから
13
ビル群の下にうずまる幾千の化石のうちの一つになりたい
16
見栄虚勢そんな気持ちが屈折し君が見るのは
虚像
(
フィクション
)
の僕
7
この
愛
(
罪
)
を
告白
(
自首
)
できぬまま時は過ぎ
卒業
(
時効
)
近づく 逃げんなよ俺
17
今日を生き耐えた力を「
P
r
i
d
e
」と呼んでいいかな?呼んでいいよな
9
口に出し言ってしまうと言い訳に聞こえるものが「しあわせ」だってさ
9
今もただ切ないほどに君想う 君も誰かを想ってんのか…
12
大好きな貴女にいつか伝えたい「あなたの為に私は生きた」と
9
いつか見た夢の続きが見たくなり今日もちまちま歌を詠んでる
7
星々は光を求め流れゆく 朝日におのが消されようとも
12
ボツ短歌しか出てこなくてパチパチとリングノートを一枚破った
6
耳元で君が囁く「
L
a
v
i
e
e
n
r
o
s
e
(
ラヴィアンローズ
)
」恥ずかしがりやな君の口癖
11
404
(
よんまるよん
)
あなたは僕を何もかも見つけられない探し出せない
5
嘘つきな暦は春と云うけれど、水道管の凍った夕暮れ
16
20分後には出ていく夜行バス右手にバック左手に君
4
傾いた
O
r
i
o
n
の上アルテミス重なってまた離れてく月
12
彼方
(
あちら
)
にも咲いてるだろうか曼珠沙華 決して季節を違わない花
4
降り立つと踵の骨がぶっ刺さるような気がする終電のホーム
4
朝顔の様に君からツルが延び僕らの夏の観察日記
10
貝ガラを右耳にそっとあてる君また来る夏の音を聴く様に
11
夏休み冷房の切れた教室で君が爪弾く
F
m
a
j
7
(
エフメジャーセブン
)
8
ファイナンス・リースのような青春の最後かもしれないこの夏休み
8
裾少し折り上げ歩く砂浜の
足跡は波と海へと帰る
8
まっさらな夏をまとった君のこと秋にはきっと
永遠
(
とわ
)
にしてやる
15
二人掛け電車の座席で寝る君の跳ねた前髪そっと手で梳く
14
君の手を寄せる勇気が出ないのは繋げば僕が
短絡
(
ショート
)
するから
8
「夕立だ!」子どもみたいにはしゃぐ君今日は二人で濡れて帰ろう
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