すぎ乃花粉(ハナコ)
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気に留まる 頁に付箋を 貼る様に 春を報せに 鳥木に止まる
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憧れの 勇猛果敢で ありながら ユーモア欠かん 好ましい姿
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しんとした 新都心流す 深夜の軽 浸透する風が 冷ます嫉妬心
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ささくれた心 詩作で整える 先の自分に 「ファイト!」とのエール
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ルーティンで 生活のリズム 韻を踏む 本読む、 歌詠む、 犬モフる
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酩酊し ネオンは見る見る 銀河系 煌めいている 君こそがメーテル
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藻掻くように 言葉の沼を 探り、えいと 手に取る泥を 捏ねクリエイト 
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立てる生計たつき 見せぬ汗水 子は知らず 家を支えて 立つ木の柱
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ビジュだとか 美醜に囚われ 微修正 加工の効く世は 不幸か幸か
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素直たれと 名付けし親を 前にして 素直になれず また砂を噛む
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バネみたく 跳ね上がらんと 力溜め 控えた春は 張り切ったはるわ
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毎日の 終わりに一首 詠んでいこう 何もない日の 小さな抵抗
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周りの目 気にし目線で キス交わし 気遣わしげに 見送るホーム
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アンテナに かかる小さな アイデアを 歌にするのは 愛であるかな
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夕支度 お味噌ひと匙 溶きながら 三十一文字が ぐるぐる巡る
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公園に 遊ぶ坊やは トムソーヤ 手を引かれよろめく 禿頭爺とくとうや
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人熱 たまに抜け出て 一息入れ 落ち着いたらまた ピッと生きれる
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歌にする これが私に 合った型 痛かったことも 聴いてUtakata
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老いもお芋ふたりの 人生散歩 手とポテト手はぎゅうと 結ばれ一緒馬鈴薯
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赤の他人→橙→黄色→緑→青→に至って 胸先に恋慕レインボー
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誰しもが 訪う歳を意識せず 気付けば大人 どころか夫なう
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狭い寝間 子が真ん中で 親が隅 縮こませまいと 窄み、おやすみ
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かなしみの しみ落とすため 探すことば 本に齧り付く ぼくは紙魚
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凍える夜明け 連なるつらら 軒の下 つらさに漏れた 小声の波形
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弾ける泡 アイスクリームと さくらんぼ 茶会の話題は 愛すクリムト
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背伸びした 海辺ドライブ 烏帽子岩 普段はサザン 今はエドシーラン
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戦って 憂き目に遭った 回数分 優しさ増した あったかいスープ
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空いた椅子 机を挟み 相対す 会いたい姿 縋る「せをはやみ」 
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子の目方 三千グラムに 胸膨らむ 期待と乳に 膨れをるらむ
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追い追われ 想い想われ 手を取って このまま共に老い終われたら
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