すぎ乃花粉(ハナコ)
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太陽の 下でひらひら 靡いた舌 暑さに愛犬「マイリマシタ」
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「悪い子は 目一個の鬼が 連れてくぞ」 怯える姪っ子 嗤う悪いおじ
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血管の 青み透かして ひんやりと 白き腿 水菓子の品あり
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人混みに 混ざらないでも 生きている 孤独な道行 満更でもない
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突然の「一つ聞いて良い?」 からの「好き?」 不意のヒトツキで 釘付けの心
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口喧嘩 売った買ったの 啖呵には 乗らずUtakataに 短歌を載せる
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ストイック その夢きっと スッといく 疲れた時は 支えますと一句
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自分でも 驚くほどに くっちゃべった 君の前では 潜(ひそ)む口下手
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絡む指 肌を這う舌 蝸牛(かたつむり)  恥じらひ 瞼は 固く瞑り
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趣向を凝らす お弁当が 子にとって 楽しみなイベントで あれば良いな
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今日の日を 例え私が 忘れても 消えない クラウド上の記憶
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家庭を得 身に染み知った 慈しみ いつも瞼の 裡に居着く君
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季節の花 手折って飾る 一輪挿し いつもの位置に 座して眺める
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私の軸を 根底から 覆す 君の底抜けの 自己肯定感
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妻子待つ 我は単身 勤務地で 毎食のキムチ 懐郷の気持ち
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朝一で コーヒーミルで 豆を挽く ボヤけた頭に 香(こう)染み入る 
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保冷バッグ 詰めた冷たい チューペット あの夏の冒険 プレイバック
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日々の垢 夜な夜な襲う 自己嫌悪 拭うため部屋の お掃除決行
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連休の 思い出整理し クラウド上 来る夏に 備え 喰らう泥鰌
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得意だと 言える科目は 国語だけ だから言葉に縋り 凝るのだね
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暑がりの ぼくと寒がりの きみの手を 重ねて 足して 2で割る体温
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予想に沿う 未来は有りはしないから 案じず今に 時を割きたい
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本を買い 神(カミさん)の怒り買う バベルの塔 築く 積読中毒患者
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仕事終え 趣味に打ち込む その瞳 幼稚園児の ようにチェンジ
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絵を残す 記憶媒体 数あれど 心に残るよう 気を配りたい
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二人掛け ソファで ネトフリ上映会 隣で忍び泣くから 寝たふり
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イライラす 僕を 豪放磊落な 君が一笑し 咲くライラック(友情)
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文庫本の 一節に触れて 生まれる歌(コ) 出会い 予期せぬ分 子煩悩
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揉みほぐす 妻のパンパンな ふくらはぎ 明日の朝まで どうぞ安らかに
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朝ラジオ いつもの声に 目が覚める 粗塩手に取り 握るおにぎり
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