すぎ乃花粉(ハナコ)
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投稿数
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世の中の 不条理を前に 筆を取り 腕まくり挑む ルネマグリット
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頑是なき 吾子は今夜も 疳で泣き その声に醒める 完全な愛
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ケセラセラ 儘ならぬことは 間々あれど まァまァなるたけ 笑ってたいね
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苦痛にも 不屈の瞳 翌る日も 足下には 固結びの靴紐
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寛容さ 持って他人に 関与すりゃ 心通うさ 人間だもの
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霧雨の しとしと街で 待ちぼうけ この恋は湿気た マッチ棒か
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鬱々と 沈み込む様に 俯すと 重さ受け止め 身を包む布団
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ぶつかって 破れた友の 片想い 終わり見届け ただ肩を揉み
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気に留まる 頁に付箋を 貼る様に 春を報せに 鳥木に止まる
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憧れの 勇猛果敢で ありながら ユーモア欠かん 好ましい姿
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しんとした 新都心流す 深夜の軽 浸透する風が 冷ます嫉妬心
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ささくれた心 詩作で整える 先の自分に 「ファイト!」とのエール
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ルーティンで 生活のリズム 韻を踏む 本読む、 歌詠む、 犬モフる
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酩酊し ネオンは見る見る 銀河系 煌めいている 君こそがメーテル
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藻掻くように 言葉の沼を 探り、えいと 手に取る泥を 捏ねクリエイト 
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立てる生計たつき 見せぬ汗水 子は知らず 家を支える 立つ木の柱
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ビジュだとか 美醜に囚われ 微修正 加工の効く世は 不幸か幸か
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素直たれと 名付けし親を 前にして 素直になれず また砂を噛む
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バネみたく 跳ね上がらんと 力溜め 控えた春は 張り切ったはるわ
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毎日の 終わりに一首 詠んでいこう 何もない日の 小さな抵抗
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周りの目 気にし目線で キス交わし 気遣わしげに 見送るホーム
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アンテナに かかる小さな アイデアを 歌にするのは 愛であるかな
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夕支度 お味噌ひと匙 溶きながら 三十一文字が ぐるぐる巡る
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公園に 遊ぶ坊やは トムソーヤ 手を引かれよろめく 禿頭爺とくとうや
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人熱 たまに抜け出て 一息入れ 落ち着いたらまた ピッと生きれる
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歌にする これが私に 合った型 痛かったことも 聴いてUtakata
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老いもお芋ふたりの 人生散歩 手とポテト手はぎゅうと 結ばれ一緒馬鈴薯
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赤の他人→橙→黄色→緑→青→に至って 胸先に恋慕レインボー
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誰しもが 訪う歳を意識せず 気付けば大人 どころか夫なう
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狭い寝間 子が真ん中で 親が隅 縮こませまいと 窄み、おやすみ
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