鷹枕可
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歌誌帆所属。飢えた獣(短歌連作)を募集中。アクセスはmitzho84@gmail.comまで。自由の敵に自由を許すな。
猶、短歌は歌であると共に、一行の詩であると考えております。

一九三八年四月一日かつて国家総動員法の制定されき
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救貧院――。否、一群の兵隊に仕立て上げてゆく配給切符
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戦争にゆかさるるわれらの平和 「今そこにある危機」を忘れて
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晩熟を滴る麦と稲が穂のふたつわかれになりにけるかな
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鉄面の微笑まふこと鎚もてる板金工の手に撓みつつ
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ぼくはさあ!センスがないからこうやってタンカをかいているんだよおお!!←落涙
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トートロジー。耶蘇が「イエス」と仰るとJesusがyesにな☞指示記号
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異化効果なんて古いなぁ、きみ 今はリアリティ・ラインの時代だよ、きみ
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この短歌はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
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トラックの東京に近付きてゆくAmazon.coがハヤカワ文庫も旧りぬ
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Wi-Fiでつながるわたし。ポエトリー。「コピー&ペーストの分子達よ」
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機械倫理協会規定に基づきこの短歌は削除をされました。
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ユートピア,アンドロイドの見る電気羊の夢に追ひ越されてゆくタワラマチ
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君主死してひさしくざんぎりの菊花腐しぬ飽く迄他人
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反目の家族飛び交ふ鳩の巣の在処喪ひ昨日父の日
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執心の神を殺めし基督の磔刑に懸 罪清らなる
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ヒトラー良夫なりせば豹変の父が慈悲たる独裁とは誰
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水晶の夜が主従の入れ代る「祖国の麺麭」買ひ求めしわれら
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要塞へと変ず島嶼にあやまちて血の歿日後訪れき青年
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三十一文字ならなんでもいいじゃんなんならさ三十一文字でもさよくなくない――?
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花腐その後舌そ潤はむ――戯歌のをかしみいとも誇張され―― 詩歌寂滅までの夜長ければ
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「君たちはどう生きるか」の掛かりゐし小屋がジブリの魂の粋よ
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唯神論たてまつる右翼の友にコカ・コーラの瓶の中の蛇見せむ
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「南西諸島は日本の楯まもるべき威厳よもあらば死ににゆけきみら」
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玉砕を唱へる百田尚樹とゐて切に懐かし憂国、はたて
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船渠に鉄の船おそらくは沈没まで二百浬の後水浸し
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「草」に潜む感情ありて 見渡せば花殺しの月の花野
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市長は蜥蜴に生け捕りの餌を与へ夫人歿後の伴侶
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一枚の証明写真印刷されひとつにしてひとりならざる
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母耄碌しをさなごを呼ぶ黄昏に死をつれきたるその長じし青年
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