Utakata
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平太
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真っ赤っか夕焼けカラスあっちっち火傷をせぬうち山に帰れよ
6
荒波に揺れる孤舟折れぬ心揺るぎぬ信念海よりも深く
7
石ひとつ流れに抗いとどまりて揺るぎないもの水に磨かれ
14
満月や表は飽きた裏見せて裏では兎と亀が競争してるかな
5
煌々と銀色の光円(まどか)なり雲間流れる静かなる舟
5
日が暮れてトンボと帰る腹ペコでどうしてあんなに腹が鳴る秋
6
夕焼けの川面に映る赤とんぼ あした晴れると誰かが唄う
6
赤とんぼくるりと舞って二度見するふるさとの風運んできたのか
7
人影の絶えた商店靴音がよみがえる夜夢をもう一度
7
時計針少しずれて再びは同じ時には戻れぬ二人
6
知らぬ街靴底響く暮れの果て放浪の背に月が寄り添う
4
おかしな世日本は一度洗濯をアタックで洗えば綺麗になるぜよ
3
アナログの音のぬくもり包まれて過ぎし日想う珈琲の香
10
ビートルズ擦り切れるまで聞きながら若き夢を溝にしずめ
6
執着を捨ててひらける涅槃の身身心脱落我が身よさらば
3
弓矢飛ぶ 一筋伸びる 飛行機雲蒼空の鰯雲切り裂き駆ける
3
紅の顔見惚れし猿はすべり落ち百日紅風に散りゆく
4
警察詐欺警察手帳を見せ脅してくる逮捕されるかも 「ハイ!喜んで」
2
偶然と奇跡のあいだ揺らぎつつ出逢いはそっと運命に変わる
7
弱さこそ自信の種と知るとき 揺るがぬ心強く根を張る
6
うちの妻夕食に満腹それなのに 団子ほおばる決まり文句は「別腹」
10
おにぎりは何故おいしいか人の手のぬくもり込めて 一つずつ握るから
7
伝えない 「マスゴミ達」は 真実を生きる死屍 権益守るために
4
女涙乾く速さはドライヤー男知らずにハンカチ差し出す
6
夏の夕自然の風は 心地いいクーラーの風 偽モンの風
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仮面して泣き顔隠す道化師はすべるギャグにも拍手浴びたり
8
風乾き喉が渇いて水もとめ岩のしずくは魂うるおす
7
白黒の テレビが我が家に やってきた前夜眠れず月光仮面に大喜び
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迷わずに小さな一歩重ねゆき山越えしのち大海ひかりぬ
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諦めぬ小さな声が響き合い国を動かす炎となる
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