Utakata
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香取ななや
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短歌がわかりません
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しあわせですかおげんきですかとスーパーが訊いてくる意義はあるさ
4
物語にも叡智にもどこにでも飛んで海に潜れ地を駆けて
4
カ行は好きよハッキリしているから クルクルくらいの塩梅で
5
文章から流れてくるあなたの微笑みが好きで追いかけている
11
とびだせっゴミ収集車の音から始まり三文獲得
6
おすすめ欄から醒め下げ萎え降りお気持ち表明水を差しに
5
一瞬に見た永遠を追いかけくりかえすくりかえす醒めやらず
5
言葉で縁取らなくても分かる一瞬のときめきをくれた人
8
太ももに力を入れたインベーダー 撃たないので安心してね
7
都会ではこうあるべきだと言い聞かせ人混みをギア上げて歩く
13
辻褄合わせの気温 誰ですかこんなことになるまで夏をやって
7
この世は夏だけになったかと疑わせるには充分汗をかいた
7
秋物の上着を洗う干して見る 着ることなくても気分いいかも
10
好きを集めて装備して幾らでもあってそれだけ私は無敵
5
利き手の怠さに潰え今日を閉じる 残念無念まだ終わらん
6
孤独なもの なにいろになる アルファルドの
(
だいだい
)
橙になれ 先に連なれ
5
頭からギャンいかれてな、今背丈2ミリですねん そんな日あるやろ
7
服屋にはファーが並んだ 止まれないの気づかないの難儀しないの
4
もうろうと 顎を上げ薄く目を開け バスの窓から見る街は流れ
6
魚群よ 幾つでもきかせて らららの歌声
(
みなも
)
水面の合唱
7
ナイフを構えている気分 何に向けるわけでなく 持てるわけもなく
7
昨日月見バーガーを食べたのに入道雲から逃げられない
12
胸に刺す気持ち ナイフは消えても傷は消えても痛みは消えずに
7
コンクリの下 そういえばもう見ることのない彼岸花があるはず
14
空は少し遠ざかり秋の顔立ち 汗で矛盾を纏う朝
8
汗とねむたさ 朝日は遅れ夕暮れの早いこと どこかおかしい
6
物語はここでお終い。と区切られるの嫌かもあたし生身だし
11
切り返し東を睨みつけながら上手へ歩く Show must go on.
8
生きていかなければいけない理由って昔の伏線回収のためですよ
9
詠んではメモ帳詠んではメモ帳 私なりの拘りという線ができた証
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