Utakata
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刺草キロ
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シニアスタッフの営業マンです。同性同世代の歌に特に反応してしまいます。また、にわか相撲ファンです。
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川端でたばこ吸ったら鳩どもが 勘違いしてあまた飛び来る(すまんね)
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最期まで筆を執ったか ほととぎす 逝ったその日はすずかぜ吹いたか(獺祭忌でしたか)
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靴下の「神経衰弱」わずらわし 洗濯物を吊るす秋の夜
31
南北の部屋の窓開け風通し 湯上がりの肌さます秋の夜
17
変化などあるはずもなき生活に、読点ひとつ打ちたくもあり
30
いちじくとぶだふを鉢に盛りつけて 指でちぎるをしばしためらふ
15
久々に長袖はおる冷えた朝 はやまったかな?腕まくりする
19
京阪電車
(
おけいはん
)
いま神戸にも繫がった? テレビカーには昔乗ったが(教えて猫母)
10
手も洗わずうがいもせずにビール呑み 相撲を観るの、これが私の野生
16
木曜日 ウォーキングデッドのように駅へ向かう人々
12
女房が今日から実家に帰るので しばらくの間は私は野生
17
我が影でバルタン星人模してみる 疲れ果て去る蝉の王なり(秋の夕暮れ③)
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影法師 我が背丈より伸びにけり ひょろひょろとして頼りなきやつ(秋の夕暮れ②)
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影法師 八頭身に伸びにけり 実像なればさぞやモテらむ(秋の夕暮れ①)
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舌禍おそれ歯に衣着せた候補者の 睡魔を誘ふ言葉に寝落ち
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「あさってで気温が下がる」と予報士の 頼もしい顔メシアのごとし
18
冷めた眼で戦後昭和の映像に
亡父
(
ちち
)
と私の姿を見つける(「バタフライエフェクト」観て)
18
女房の
義歯
(
いれば
)
を入れた空き瓶が 視界に入らぬ角度を探し
18
腹のなか共棲中の菌たちに 億個でいくらの値段を付ける
9
僕はまた往復切符を隠してた 君は独りで帰らない旅
13
競い合ふ相手は茜ぞ秋プール 無言で泳ぐ背黒き男ら
18
昔ならおさそい来てもよいお歳 敬老会で「玉姫様」歌わん
14
弁当とお酒が出るなら参加しよ おさそいはまだ?敬老の会
15
羽虫一匹フロントガラスに砕け散る ウォッシャー液で拭わるいのち
15
朝五時半 腹いっぱいの水を飲み 二の腕で知る冷めた空気を
17
雨音は、ショパンの調べというよりは ワグナーだった昨夜の雨は
22
中国の
躾
(
しつけ
)
足りない嫌な餓鬼 でもこれって昔の我ら
14
大陸系中国人の野放図さ 腹立たしくも羨ましくも
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なんかもう男も女もあざといね 「いい人の顔」どこもかしこも
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行き着いてなほ足萎えぬ老兵は はや
蘖
(
ひこばえ
)
の萌ゆる刈田に
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