Utakata
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Utakataには二〇二四年三月から参加。十七歳の愛犬がいます。 皆さまの短歌に日々励まされております。
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「癒されます」その一言で頑張れる 今日も歩くよ老犬と私
18
立てた子は何度も何度もやって見せ 兄は並んでスクワットする
16
出来ることまた一つ増えて立ち上がる「ほーら どこにもつかまってないよ!」
11
「できたよ!」と喜ぶ孫に拍手する 私は増える出来ないことが
27
切り株のくぼみに誰が植えたのか可憐な姿の初雪カズラ
14
別名を十字架草と言うらしき ドクダミの花を花瓶に生ける
16
今は亡き友のアドレス名簿から消去できなく時々眺める
28
母と
娘
(
こ
)
は揃いのバッグでツーショット 嫁ぐ前の最後の旅行
15
故郷に今年も咲いた亡き祖父の自慢の深紅の霧島ツツジ
17
ビワの木は挿し木してから二十年 今年もたわわに大きな実を付け
15
下校する二人の児童歌いつつ 素敵なハモりに思わず拍手
18
ああ今日も桜が一本伐られゆく 痛い痛いと泣いてるようで
18
ひと言の「ありがとう」に励まされ さあ、拾うぞ明日もゴミを
12
この国に欠けているもの教育ね 年々増えゆく朝拾うゴミ
13
葉も枝も切られてしまって丸坊主 桜の樹々は寒そうに立つ
11
丁寧に紙とテープで修理する 夫と半生歩んだ聖書
13
「こわれもの」小包届く海越えて 現れたのは ふわふわコアラ\思い出②
10
プレゼント箱を開けるとまた箱が 最後の箱には指輪がひとつ\思い出①
13
後追いの一歳児連れてフラダンス ママの背中はゆりかごになり
14
娘から「これから行くね!」突然に 今日の予定は「孫」に変更
16
人知れぬ痛み悲しみ誰も持ち
短歌
(
うた
)
で知らさる分かつ喜び
18
手抜きでも「美味しい」と言ってくれる
夫
(
ひと
)
それで上がらぬ私の腕が
16
スピードに今さら驚く遠い国旅する息子と瞬時のやりとり
13
カーネーション長持ちさせるって難しい 日に当て水やり大事な花たち
13
眠る
犬
(
こ
)
の耳元にそっと「さんぽだよ」ささやく夫に優しさを見る
18
短歌
(
うた
)
を読み思い起こすは故郷の一家総出の田植えの五月
17
ドアが開き目の前に見えるエレベーター 今日は乗ろうか私はシニア
13
遠慮なく気兼ねなく座る優先席 敬老パスを初めて使う日
15
気が付けば使い始めた有り難く 親のためにと付けた手すりを
32
五歳児は自分のことを「オレ」と言う イントネーション作る可愛さ
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