電磁流体力学
29
29
投稿数
228

六次元の影を落とした三次元を感じろ

立ち止まる事は許されない輪廻 母なる海を発ったがさだめ
5
自らの体調さえわからぬ阿呆のためにマスクをつける季節だ
4
濃いお茶を水で薄める僕と雨だから電車でやってきた君
7
どいつもこいつも賢くて素晴らしい 湿った悪意がチラ見えしてるぜ
4
この星に猿すら居なかった時代の光が今でもぼくらをみている
8
いま君の感じたすべてが思い出になる頃、それはすでに贋物。
3
知る事は世界の解像度を上げる 突き詰めると目を瞑りたくなる
9
大学も研究室も図書館も寒くないのに、家だけ寒い。
13
太陽が瞼どころか全身に灼きついていて秋が短い
6
頭いい人がリスクヘッジと呼んでいる腰の引けた生き方
8
俺はまだ1ミリだって本気ってやつを出しちゃあいないはずでさ
6
遠い日の安易な恋は奥底で静かに私を締めあげている
6
気取るなよ アンタの心は古めかしい言語で出力されてないだろ?
4
石ころが宝石に見えるような目を持ったあなたの世界が気になる
10
新幹線で4時間はかかる街 地元のナンバーついた原付
7
趣味の域を超えた趣味は、いつの間にひとつ戻ってヘビーになってた。
3
人々はそこがカラオケじゃなくても歌う行為が許されてるのに
10
幼さが捨てきれないからラインの通知貯めてちょっと満足
5
日差しはまだまだ強がっているけど風はどこかに秋を匂わす
12
「もう九月?早いなぁ」って気持ちでいたらあっという間に六日も経ってた。
11
いつの日か、歪めた物差しの目盛りが標準になるその日が怖い。
12
だけれどもみんなによくみてもらうため、私はそっと目盛りを狂わす。
9
私には私のための絶対の物差しがあり、それは折れない。
12
あいまいをあいまいのまま放っておく その方がきっと世界はカラフル
7
今はもう出る幕じゃないとわかってて、それでも舞台の真ん中が良くて
12
七月を迎えた途端、灼熱を許せてしまう。やっと梅雨明け。
14
台風は良いよね ふらっと国々をパスポートさえ持たずに渡れて
11
しょうらいのゆめ 百年後の日本でもパティシエさんでありますように
6
雨降るじゃん?そんで止むじゃん?その後の夏っぽい匂い、なんか良いよね。
5
切らしてる保湿クリームの代用に日焼け止め塗る 夏の匂いだ
9