Utakata
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友一
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牧神の昼寝を破る叫び声か弱き羊パニックの丘
4
時雨降る晴れたと思えばまた降って君の心空に映して
5
羊の顔で正義を説きし山羊の影 天の秤にいま何を積む
3
蔵の奥あなたのくれた贈り物開けばあの日のぬくもりに逢う
3
ソフトバンク逆転逆転また逆転なす術なしの令和の
G
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O
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A
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T
5
何気なく君の名前を探してる別れたことなど知らない指が
12
銀杏の葉は降り積もり君と見しこの道にまた秋は来たりぬ
7
忘れてた肝心なことを忘れてた君はもう恋人じゃない
5
世界とはロマネスコのごと広がりてどこまでも続く終わりなきもの
5
偶然は作るものだと言う女フレネミーな厄介な女
6
病室であなたと結んだ折り椿たったひとつの生きた証でした
3
不幸せでないということが幸せで何も起こらぬ日々の有難さ
6
大いなる力には大いなる責任が伴うスパイダーマン
4
雨の午後スマホを閉じてみたところ人生までは閉じられなくて
6
雨の日のスマホの画面を見つめつつ人生一度ログアウトしたい
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鬱々とスマホ眺める雨の午後全てを消したきシャットダウンす
6
甘いだけじゃないと知った恋心カラメル苦し君を想えば
4
触れもせで崩れてしまう恋心君に言えずに匙を置く午後
6
ひと匙を君に譲れば笑みこぼれふたりで食べるプリンは甘し
5
初霜の便り届ける北風に日の経つ早さを知る吾はひとり
6
教科書を読んでるふりして居残るはまだあなたと一緒に居たいから
6
電気代値上げの知らせ届いたがくしゃくしゃにしてゴミ箱に捨つ
3
人は皆、投げ捨てられて拾われて丸くなってく小石のように
4
孫が繰る三輪車に導かれ先ゆく背中道は続いて
9
挟まれし貸し出し票のタイトルが『鬼畜の家』と『無差別殺人の精神分析』/チョコレート革命を借りて
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逢いたくて逢えばもっと逢いたくてあなたを想う夜明けが遠い
7
今わたしパスタを食べておりまして君は何して過ごしてますか
7
夏疲れ気だるい日々に秋土用 食糧運ぶアリの大群
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ゆっくりと何かが遠くなってゆく縞縞模様の二月の砂丘
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薄青の空ゆるやかにつがひ鳥ぴたり離れず風のまにまに
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