Kite
0
6
投稿数
328
おひさまの顔を見ずともあのらの舞ひを見れれば心ポカポカ
1
雲間からたまに顔だすおひさまのしかめっ面にクスッと笑ふ
5
山道でけはひを感じふり向けば同じ目線の一羽のカラス
9
輝ける未来へ向かふ若者よ終はりへ向かふ老の願ひは
5
雨音に重なるやうに地鳴りして自然じねんは何を告げんとするか
6
心中はいつもどしゃ降り雨模様晴れ間を見ずに土へと還る
6
里山の夕闇迫る側溝に落ちたミニバン静かに眠る
8
道の駅バス待ち小屋の大窓に流れる景色の声がきこえる
8
誰よりも己に厳しきもののふの鬼の仮面に秘むる優しさ
4
けふもまた泣いてる空に問いかけるあのは今ごろどこにいるかな
4
無気力ですべてを悟った生き様は誰をも救ふ真のサムライ
7
どんよりと濁った空になみだ雨泣くだけ泣いてサッパリ晴れよ
10
カリスマの世界を潰す信念に悲しみ怒り滲む優しさ
6
何もなく漆黒の闇彷徨ひてめぐり逢ひたる鳶色光る
6
降る雨に鬱陶しさを感じつつ煩わしさは流してくれる
6
山肌に見える緑にちょっとだけ苛立つ心の色が変わった
8
鳥が鳴き空は青くて花が咲き木々に覆われそれだけでいい
8
春の鳶夏秋の鳶冬の鳶どの季節でも鳶は気高き
6
スッキリと頭の埃掃き出してきれいサッパリしたいものだな
8
こんなにも過ぎゆく時がはやいなら天から迎えもきっともうすぐ
7
やりがいも生きがいさえもない日々にさしこむ光メシア鳶なり
8
回復に働き続けた我が身体初めて伝える感謝の言葉
5
水車越し隙間の空に舞ふ鳶をパシャリと写しずっと見つめる
5
萩咲ける夕暮れ空に鳶舞ひて回る水車の時を重ねぬ
6
一年後生きていたならまた来るよ生きていたからまた来てみたよ
18
わずかでも見たくない顔見ただけでジョギングよりもはるかにキツい
7
いつとせの霜月の朝祈りにし鳶のゆくへを今も思へば
5
もののふの時代を生きていたならば生きるか死ぬか明日は屍
8
結局はなんだかんだで生きている丈夫なんだかしぶといんだか
12
鳶を見る鳶を見たくて鳶探す身体も頭も動かしてるよ
6