Utakata
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Kite
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青空に風冴えわたる隼の悪を許さぬ影ぞきびしき
3
荒天を衝きて渡らむ幾千里とうぞくかもめ逆境に立つ
8
風に乗り気高く生きむ鳶の如正しき道に己を律して
5
荒妙の雨のけしきやけふもまた空の果てにて鳶は鳴かむか
6
とときなるサーマル乗りて輪を描き鳴く鳶追ひて烏はなれず
4
木がくれて我が里すまむ鳶の巣のあらば嬉しき朝な夕なな
3
ふたたびの暑さも消えぬ鳶の音の涼しき風と吹き渡るれば
6
雨止みて仰ぐ岩根の虚しさよ鳶の影なき烏のみ舞ふ
6
けふも雨鳶の声さへ聞かぬまま侘しく過ぐるときぞ恨むる
6
梅雨明けてなほも降りくる長雨に鳶の翼も見えずかなしき
6
園に往き間近で見ゆる鳶なれど広き空へと飛びたからむな
3
自己紹介書かぬ人は素通りすと詠んだ花の音という人、ならば素通りされたし、貴方のいいね不要なりけり
3
詠みたいから詠んでいるいいね付けるも付けないも個人の自由なり
8
鳶のゐぬ空を仰げばかすみつつ白きに落つる大粒の雨
7
大空の寂滅の果て統ぶるごとコンドル征けり風を切り裂き
4
人には人の考えあり他人に干渉されることなき自由なり
6
山高き里にありせばいみじきに暑き盛りも過ぐしつらむか
5
志士たちに捧ぐ歌をば詠みたれど胸ぞつまるる会津偲びて
4
かき曇りひごとに落つるいかづちの雨にはぐくむ草ぞ恨めし
8
会津路に容保公の
誠実
(
まこと
)
をば改めて思ふその人となり
6
風鈴の涼しきねにもなほ耐へずひやみづ浴びて暑さをしのぐ
5
朝風の涼しきときもなきままに襲ふ暑さは地獄なるらむ
6
涙雨煙る行く手は遥かにて死出の山路をいかで超ゆべき
7
山里の緑のカーテン涼しげに見ゆれどうちはサウナなりけり
5
暑すぎてかしらもみづの絶へにけり鳶の歌さへ浮かばぬ始末
4
雨上がり待てずに尽きし蝸牛玄関前は乾く白砂
6
痛みきて思いあたらぬ原因にやはり歳かと思考を止めた
7
車からペットボトルを投げ捨てた不逞の輩は見知った顔なり
8
光ある未来の人に捧ぐ花翼広げし極楽鳥花
4
信じるものは救われるならば皆救われたっていいはずなのに
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