浮枯草
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令和八年(二〇二六年)三月廿四日ゟ
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青たべて水色たべて青たべて 無限ループのアルフォート怖っ
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♪ああ渚の乳(ちち)のパット〜ここかと思えばま〜たまたあちら
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♪夏のお爺さんビキニがとっても似合うよ刺激的さ網タイツはいて
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♪きょ〜ねんのおなかは細くてかたかったわだけどいかが〜もう今年はビール腹
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♪暑中お見舞申し上げますぅ〜まぁブタに口づけしたらあきまへんがな
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補聴器をやたらすすめる店員よ♪うっせぇうっせぇうっせぇわあんたが思うより地獄耳
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「ワレワレハチキュウジンダ」「♪ボクの名前はヤン坊 ボクの名前はキー坊 ヘレン〜〜!」
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「ワレワレハチキュウジンダ」「♪All throug the day I Me Mine, I Me Mine, I Me Mine...」
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「ワレワレハウチュウジンダ」「♪きみを抱いていいの?好きになってもいいの?」
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「ワレワレハウチュウジンダ」「♪わたしは わたしは わたしはキャンディ♡」
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「ワレワレハウチュウジンダ」「♪いいえ、わったっしぃはっ、さそり座のオヤジ」
4
「ワレワレハウチュウジンダ」「おんどれは不謹慎な地球人じゃ」
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避難路もヨウ素剤もなきままに再稼働だけ進める国民
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「原発はどうなりました?」「さあ」とだけ首を傾げてとぼけるおまわり
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墓場まで持ってはゆかぬ報道もされぬ事実が被災地にはある
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難病の婆三人を捨て置きて酒飲み爺ども津波見物
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ボランティアしに来たはずの坊さんの話し相手で一日暮れる
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眠れぬ夜余震にわれ勝つ空中に罵詈雑言の浴びせ倒しで(被災時のわれ)
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なんとかのブートキャンプのなんとかの出で来ぬをこそなんとかしたけれ
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山道に途絶えし貂(てん)はどこへやら 死して屍(しかばね)拾う者あり
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団塊の郵便番号厭ひしを 今人(いまびと)ぶりて嬉々とスマホを
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門(ゲート)よりも鏡(ミラー)の玉(ボール)をいざ回さむ泡(バブル)世代の華金(はなきん)ホーム
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爺さんにセクハラされたと嘆く婆 離(か)れても枯れぬ終(つひ)のホーム嗚呼(ああ)
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ひぐらしの近きうるさし遠ければ心に染みてふるさとに似る
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尾の欠けて浜に置かれし河豚(ふぐ)ひとつ野つ鳥知りぬ毒なき所
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月草のうつろひどどむる方はなし取るかひもなし執るを放てよ
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ともかくも明かし暮らさむ月草の仮なる命尽き果つるまで
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房前(ふささき)の笑中刀に草枕旅人朽ちても歌のみは生く(七月廿五日大伴旅人命日)
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夏ごとに巣立つ雛見て雲鳥のあやにゆかしや梅雨の空さへ
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来るものは虫鳥けもの海の風置かれし墓に忘れ草群(む)る
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